GIANT KILLING その意味がファンを魅了する4つの理由

2021年6月22日火曜日

マンガを楽しむ

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フットボーラーたちが目指すのはGIANT KILLINGだ

「自分を変えたい」と悩む人の背中を押してくれる


サッカージャンルのマンガは数多くあります。

日本のプロリーグのクラブや選手たちを描いた作品の中で、チーム運営、戦術、指揮官とプレーヤーの心理を巧みに表現している。

それが「GIANT KILLING」です。 作品のテーマはブレずに一貫していて、「自分の中のGIANT KILLINGを起こせ」。

この作品に「興味がある」人、「読んでみたい」と思っている方からは「GIANT KILLING」というタイトル名について、

どういう意味なの?

自分の中のGIANT KILLINGを起こせって、どういうこと?

という質問の声が少なくありません。

この言葉には「大番狂わせ」などの意味がありますが、実は、作品のタイトルには

  1. 主人公の監督
  2. プレーヤー
  3. そして、チームが進化するぞという予告
  4. 読者への熱いメッセージ

という意味が込められているんです。

そして、上記の4つのポイントが作品の魅力となっており、多くのファンの支持を集めています。

ここでは、上記の4ポイントを解説していきます。

この記事を読むことで、この作品が大好きな人はよりいっそうストーリーを楽します。

これから読んでみようかな」と思っている方は、すぐにページを開きたくなるはずです。

特におススメしたいのが、日々の生活に悩み、煮詰まった人

自分を変えたい」「強くなりたい」と思っている方です。

この記事を参考にして、作品を読んでみてください。きっと勇気をもらえて、背中を押してくれますよ

どんな作品なの?


まずは作品の紹介から。原作・網本将也さん、作画・ツジトモさんのコンビで、2007年から「モーニング」で連載中。

単行本は61巻(2022年7月時点)まで刊行され、2010年にはアニメ化もされました。

★ちょっとあらすじ

リーグジャパンフットボールで毎年のように1、2部の降格争いに顔を出す低迷中のクラブチーム「ETU」。

そんなチームに、かつてのエース達海猛が監督として帰還。

現役時代は独創的なアイデアとプレーでチームをけん引し、日本代表に選出。英プレミアリーグにも移籍したカリスマプレーヤー。

ャランポランな言動は指導者になっても変わらず、チームから反発を受ける問題児。

それでも個性的な指導方法、鋭い観察眼、戦術眼でチームを再生させていく。

そんな達海が信条としているのが「GIANT KILLING」。

この信念の下で展開される達海の指導、指揮がズバズバ決まり、弱者の「ETU」が強豪チームを倒していく。

そんなストーリー展開が読者を魅了しています。

★GIANT KILLINGの意味

まずは作品のタイトルとなっている、この言葉の意味から解説します。

英語で「弱者が強敵を倒す」。スポーツではよく使われる言葉で、特に欧州サッカーでひんぱんに出てきます。

試合前の下馬評で「絶対に勝てない」と思われていた弱小チームが、強豪に競り勝ちしたり、完勝したりするケース。

コーフンと選手たちへのリスペクトを込めて「GIANT KILLING!!!!」という感じで使われています。

日本でいうと、相撲の取り組みで使われる「大番狂わせ」「金星を挙げる」などと同じ。

日本サッカー史上でも「GIANT KILLING」は起こりました。

最大なものとしては1996年のアトランタ五輪、男子サッカーのグループリーグD組で行われた対ブラジル戦。

FIFA(国際サッカー連盟)ランキングで常に上位にいるサッカー王国に対し、日本代表が1-0で勝利しました。

国内史上に刻まれる大金星として日本列島は大コーフン。

会場名から由来した「マイアミの奇跡」として、語り継がれています。

そして、この言葉が作品タイトルとして使われている理由。

それは、読者に「このマンガではドキドキ、ワクワクさせるGIANT KILLINGをお見舞いするぞ!」。

そんな意味のメッセージが込められているんです。

1.主人公・達海監督は「GIANT KILLING」の体現者


現役時代の達海は、その当時でも弱小だった「ETU」の看板選手。

ずば抜けたテクニック、独特な戦術眼とアイデアを駆使してチームをけん引。

日本代表に選出され、さらには英プレミアリーグのチームにも移籍します。

その直後、足の古傷が悪化し現役を引退。大きな挫折を味わいます。

フットボールの神様」に与えられた試練。

これを達海は「自分の中のGIANT KILLING」を起こし、乗り越えます。

現役時代の自分自身の特徴だった、前述したスキルを指揮官として使い、生かすんです。

達海は英国の5部リーグに属するアマチュアチームの監督になる。

選手の個性と技術をどう生かすかを熟考し、自分の戦術スキルも駆使してチームを編成。

彼の教えを理解したチームは2部のプロチームを破るなど躍進を続け、英国のカップ戦「FAカップ」でベスト32に進出。

16強入りを狙った試合でイングランド代表がいる強豪クラブと接戦。2-3で敗退するが、観衆やチーム本拠地の街は大熱狂。

「またタツミがGIANT KILLINGをみせてくれるさ」と称賛。

このゲームを見た「ETU」のフロントが達海の招へいを決意。達海は古巣に指揮官として帰還する。

復帰した古巣でもスキルを駆使


古巣の「ETU」でも、達海はチャランポランで適当なことばかりして、選手を困惑させます。

でも、これはズバ抜けた観察・洞察力で選手の持っている力を測るためでした。

短距離走を何本も走らせて、疲労してからスピードがどれだけ落ちないのか試し、身体能力を把握する。

練習メニューを丸投げして、選手がチームのためにどんな行動にでるのか、草むらから観察。

選手一人一人が抱える課題や性格なども、選手の学生時代の恩師に直接取材したりして分析する。

すべては勝てるチームをつくるため、任せたい役割にフィットするかを見ている。

その手腕によって再生されたチームは、化学変化のような変身を遂げます。

ライバルクラブやサポーターたちに「GIANT KILLING」を予感させるんです。

指導者としての達海は、組織論としては型破りですが、実に魅力的。

こんな上司がいたらなあ」なんて思わせる。

でも、ピッチで戦うのは、あくまでもプレーヤー。いかに指揮官が優秀でもチームが勝たなきゃ意味がない。

そこで達海が見い出したのが、「GIANT KILLING」の素養を秘めたもう一人の主人公・MF椿大介です。

「GIANT KILLING」は選手、サポーター、読者を熱狂させる

2.指揮官・達海が自身を投影させる新人・椿

椿は、相手ディフェンダーを置きざりにする、とんでもないスピードと技術、潜在能力がある。

なのに、自分に自信が持てず、人見知りで自分を主張できない。チームでもサテライト(2軍)でくすぶる新人選手。

でも、そんな自分を「変えたい、サッカーがうまくなりたい」。

ずっとそう願いつつ、心と体がマッチしない状態が続いていました。

それを見抜いた達海は、彼の高校時代の恩師らに事情を聞くなど、指導方法を模索。そして、

責任は全部おれがかぶるから、好きなようにやってこい

お前はとんでもないものを秘めている。日本で一番のフットボーラーになれる

おれを信じて何も考えずボールを蹴ってこい

そんな起爆剤となる言葉を与え、椿の中にたまっていた「GIANT KILLING」というガスを爆発させるんです。


五輪代表、A代表、そして「達海2世」へ


ピッチの中で、椿はとんでもないスピードとテクニックを発揮してチームをけん引し、リーグの中で注目を集める。

時には以前までの自信のない「自分」が顔を出して、ミスをやらかしたり、大きな挫折を味わう。

その度に「このままじゃ、今までと同じじゃないか。何も変わらない」と奮起。チームを優勝争いできる位置に押し上げる。

自身もU-22五輪代表,さらにはA代表に選出されるプレーヤーに成長し、「達海2世」とまでいわれるようになる。
達海は自身が理想とする「フットボーラー」を、椿に投影させることで獲得します。

椿は、まさに「自分の中のGIANT KILLINGを起こした」象徴なのです。

3.チームメートたちの化学反応を誘発させる

椿の「GIANT KILLING」の覚醒は、チームメートたちの化学反応を誘発させます。

その最たる例が、「ミスターETU」としてチームをけん引してきたベテランMF村越茂幸

村越は本来、ボランチとして守備の要を務めつつ、豪快なミドルシュートなど攻撃参加もできる選手でした。

だが、達海が海外クラブへ移籍し、エースを失ったチームを支えるために主将として奮戦。そのため、プレーが守備的になっていました。

達海は「チームを背負いすぎるな」と村越を主将から外し、1人のフットボーラーに戻す。

覚醒していく椿を見て、主将だった自分の立ち位置とプレーヤーとしての葛藤に苦しみながら「今の俺になにができる」と模索する。

そして、村越も「GIANT KILLING」を起こします。

コミックス第3巻の第20話、プレシーズンマッチでの東京ヴィクトリー戦。

ドリブルから中盤に切り込んでの豪快なミドルシュート。

この作品の序盤では屈指の名シーンで、多くのファンをトリコにしました。

椿、村越の覚醒は、他のチームメートたちの化学反応を誘発させ、チームは進化。

シーズンに入ると、チームはリーグの強豪、ライバルを倒して「GIANT KILLING」を連発。

熾烈な優勝争いを演じ、サポーター、サッカーファンを熱狂させます。

4.読者の中の「GIANT KILLING」を起こす

この作品を読んでいると、展開にワクワク、ドキドキしながら、「自分も椿のように変身してみたいな」なんて気持ちになってきます。

その舞台は、決してサッカーだけには限りません。

学生さんなら自分が所属する部活、社会人なら自分が働く職場

自分が持つスキルや可能性を信じて「このままじゃ同じだ」「自分は変われるんだ」。

自信のない自分の背中を、自分で押してみようー。

この作品は、読者のそんな思いを揺さぶります。

自分も変わることができる


自分の中のGIANT KILLINGを起こせ」。

作品を読み、背中を押されたことで、読者は直面する「強者」を倒す「番狂わせ」を起こそうとする勇気と決意をもらう。

これも「GIANT KILLING」というタイトルに込められたメッセージ、そして読者をトリコにする魅力なんです。

まとめ・今後のストーリー展開をさらに楽しめる

「GIANT KILLING」というタイトル名には、

  1. 主人公の監督・達海
  2. 新人・椿
  3. チームの選手たち

彼らの大きな変化をページ上で表現しながら、今の自分から変わりたい読者に向けて、

みんなも変わることができるんだ」というメッセージが込められています。

そして「自分の中のGIANT KILLINGを起こせ」という作品コンセプト。

これは連載がスタートして14年(2021年9月時点)がたっても、決してブレていません。

「ETU」の闘いの結末は、今後のストーリーに大きく期待するところ。

ファンの方は、改めてタイトルのメッセージを確認してみてください。

そして「これから読んでみよう」という人も、よりいっそう、ワクワクしながらストーリーを楽しめます。

日々の生活に悩み、煮詰まっている人は、ぜひ作品を読んでください。

自分もGIANT KILLINGを起こすんだ!」という勇気をもらえますよ。

当ブログでは、ほかにもスポーツマンガを紹介しています。ぜひお読みください。



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