冬の槍ヶ岳。青い空に荘厳さがただよっています |
「登山は体がキツイ」という人も読めばクライマー気分に
汗を流して登り切った頂上から、雄大な絶景や風景が360度のパノラマで楽しめる登山。
登山道では、キレイな花や高山植物が道の両わきを彩る。日ごろの疲れは吹っ飛び、明日への活力がわいてきます。
「自分も山に登ってみたい」という人は多いと思います。一方で「でも、登山は体力がいるしキツイよね…」なんて方も。
そんな方たちに人気があるのが「山岳小説」。
いずれの作品でも山の風景や頂上からの絶景の描写がメチャ素晴らしい。だから、
「山の情景や風景の描写が素晴らしい作品を探しています」
「山岳小説のオススメ作品を教えて!お金がないので、本を読んで登山気分を味わいたい!」
「山が舞台で、人間模様にスポットをあてた作品が読みたい」
なんて声がいっぱい上がってるんです。
でも「山岳小説」はたくさんある。何を読んだらいいのか選ぶのに困っちゃう。
この記事では、多くの作品の中から山の風景描写が絶妙でヒューマンストーリーも楽しめるオススメの名作をチョイス。
- 「孤高の人」(著者・新田次郎さん)
- 「神々の山嶺(いただき)」(著者・夢枕獏さん)
- 「春を背負って」(著者・笹本稜平さん)
上記の3作品について紹介&解説します。
いずれも山の情景や絶景の描写が絶妙で「登山している気分」が味わえる。人情のきびや人間模様が絡みあっておもしろい名作ばかり。
この記事を踏まえて作品を読めば、絶対にナットク&マンゾク。山に登ってみたくなりますよ。
3作品をチョイスした理由
国の内外を問わず「山岳小説」は人気ジャンル。だから作品がたくさんあります。
いずれも名作・力作ぞろい。読みごたえがバッチリで、登山が好きな人はとことんハマる。
登山に興味がない方でも、十分に楽しめるエンターテイメント性も兼ね備えています。
そんな多くの作品から3作品をチョイスした理由は3点あります。
- 未知の世界に足を踏み入れたようなワクワク感が楽しめる。
- 山や登山道の絶景や風景の描写が素晴らしくて、頭の中でイメージが浮かび上がる
- ヒューマンストーリーが「人はなぜ山に登るのか」という疑問を納得させてくれる。
以上の3点が際立っていて、作品の魅力を引き立てているからです。
ここからは1作品ずつ紹介&解説していきます。
1.「孤高の人」
著者は「八甲田山 死の彷徨」など山岳小説の第一人者、新田次郎さん。
雑誌「山と渓谷」で連載され、1969年に新潮社から単行本が刊行。1971年には文庫版が発売されました。
マンガ化もされて、坂本眞一さんが作画を担当。「週刊ヤングジャンプ」で2007年11月から2011年10月まで連載。
コミックスは全17巻が刊行。2010年には第14回文化庁メディア芸術祭のマンガ部門優秀賞を受賞しています。
★主人公は実在のクライマー「単独行の加藤」
ストーリーの主人公は実在したクライマー、加藤文太郎(かとう・ぶんたろう)さん。大正から昭和にかけて活躍した登山家です。
登山では、複数の同行者でパーティーを作って協力しあう。高山では2人組のパートナーで頂上を目指すのが常識とされています。
でも加藤さんは、主に単独行。単身で険しい山々に挑み、冬の日本アルプスなどの単独登頂に成功。
今でも遭難者が多い冬の槍ヶ岳への単独登頂に成功するなどして「不死身の加藤」「単独行の加藤」などの異名を取った人です。
加藤さんにも著書「単独行」があり、山行の記録や感じたことをつづった文章で構成。「登山者のバイブル」とされています。
加藤さんの登山に対する情熱や劇的すぎる生涯をベースに、新田さんは伝説のクライマーの物語を書いたんです。
★あらすじ
主人公の加藤さんは兵庫県出身。神戸の三菱内燃機製作所(現在の三菱重工業)に務めながら学校を卒業。
昭和初期の山岳界は、大学登山部や同部出身者が集まる山岳会などの限られた、裕福な人たちで占められていた。サラリーマンの加藤は、休日を利用した山行から登山が好きになる。加藤は強い体と精神力の持ち主で健脚。山行に慣れるにつれて距離や難易度を上げていく。登山は休日に限られるため、体力を生かした長距離・長時間の山行が主体になる。長時間歩くことを前提に装備や行動食を独自に考えて作り上げる。タブーだった単独行を次々と実行するため、兵庫の山岳界では「単独行の加藤」と異色の存在として呼ばれるようになった。
でも1928(昭和3)年ごろから日本アルプスの冬季単独登頂など困難な登山に成功。
槍ヶ岳の冬季単独登頂や北アルプス(長野〜富山)の単独縦走もやりとげました。
「不死身の加藤」「単独登攀(とうはん)の加藤」などの異名を取って注目のクライマーになっていくんです。
★登山に青春と人生をささげた「単独行の加藤」
秋の槍ヶ岳は紅葉が映えて美しい |
加藤さんの登山にかけた情熱は、スゴいものがありました。
休日のうちに山行を終えるため計画は強行軍。行程を稼ぐためテント泊はせず、ひたすら歩き続ける。食事も歩きながらすます。そのため行動食を考案。から揚げの乾し小魚や甘納豆を上着ポケットに詰めてポリポリ。高額な登山道具が買えなかったため、独自に考案して制作。冬山でも使えるように強化した地下たびを愛用した。長距離縦走ができるように鍛えるため、神戸から実家まで約100キロを歩いて帰った。
加藤さんの実家の仕事は漁師さん。子どものころからお手伝いをしていたことが強い足腰と体力、集中力を生んだんです。
★単独行の理由
当時はタブーだった単独行を実践。そのため加藤さんは当初、山岳界に異端視されたようです。でも単独行には理由がありました。
限られた時間で山行しなくちゃいけない制約があった。また健脚だったため山行スピードがほかの人と合わない。
そうした理由から、ほかの人に遠慮しなくていい単独行を好んだようです。
作品中では人付き合いが苦手、といった面も描かれています。
ただ、実際の加藤さんはパートナーと組んだ登山も多く行っています。「コミュ障」っぽい人ではなかったんですね。
仕事面でも努力の人でした。冬山に挑むため、夏休みは返上して働く。働きながら技師課程の学校を卒業。
勤務先では一流の製図技師、造船技師に昇格。サラリーマンとしても、社会人登山家としても結果を残す。スゴい人でした。
なぜ加藤さんが山に向かったのか。ストーリーを読むと、わかる気がしてきます。
目前に広がる雄大で神々しい山々。頂上までの厳しい環境を攻略する充実感と達成感。
より速く、より遠くの目標に迫る。厳しい条件を乗り越えていく。山は達成感と自己実現の舞台だったと思うんです。
★「単独行の加藤」視線で描かれる風景が美しく、厳しい
強い意志と肉体をもつ「単独行の加藤」の山行シーン。ホントに読みごたえがあります。
新田さんの文体は、風景描写がスゴくていねい。「これでもか」というくらい、細密に描かれているんです。
穏やかな天気の中を歩く山行では、陽光に輝く山や木々のすがすがしさ。
天候が荒れた冬山では、体を突き刺すようなブリザードが吹き荒れる極寒の世界。
そうした情景を加藤さんの視線で描写。目前の風景に対する加藤さんの心境も加えられる。
だから読む人は自分が山中にいて、加藤さんと同じ情景を見ている気分になる。
雪に埋もれた山中を進むシーンでは、未知の世界に足を踏み入れた擬似感を楽しめてワクワクするんです。
加藤さんは1936(昭和11)年の槍ヶ岳北鎌尾根の山行で遭難。数年来の仲間だった方とともに、31歳で亡くなりました。
作品では「唯一の複数行」として描かれ、パートナーと組んだことが遭難した原因と示唆しています。
原因を「パートナー行」とすることには賛否があります。でも遭難シーンの描写は厳しく、重く、生々しい。
重いくだりなのに、ページを閉じることができず読み切ってしまう迫力があるんです。
「単独行の加藤」の生きざま。美しくて厳しい山の描写が秀逸な「孤高の人」。ぜひお読みください。
2.「神々の山嶺(いただき)」
著者は格闘小説の名手でアウトドアマンでもある夢枕獏さん。「小説すばる」で1994年7月号から1997年6月号まで連載。
1997年8月に集英社から単行本が刊行。文庫も集英社版、角川文庫版が発売されています。
また、作品は第11回(1998年度)柴田錬三郎賞を受賞しています。
コミカライズもされて、谷口ジローさんが作画を担当。「ビジネスジャンプ」で2000年〜2003年まで連載。
コミックスも愛蔵版(上・中・下巻)や文庫版などが刊行されています。
2016年には実写映画化。「エヴェレスト 神々の山嶺」のタイトルで岡田准一さん、阿部寛さんらが熱演し大ヒット。
アニメ映画も谷口さんの作画版がフランスで制作され、日本では2022年7月から公開中です。
★山岳史上で最大のナゾに迫る
主な舞台は標高8849メートル、神々が住むエベレスト。そして世界最高峰への〝登山口〟ネパールのカトマンズです。
エべレストには昔も今も、登頂を狙う世界中のクライマーたちが集結。さまざまな歴史が作られてきました。
そしてエべレスト登山史には、最大のナゾがあります。「ジョージ・マロリーはエベレストの登頂に成功したのか?」
マロリーは20世紀初頭に活躍した英国人登山家。エベレストの登頂に3度挑戦しました。
なぜエベレストに登るのか問われ「そこにエベレストがあるから」と名言を残した人。1934年の3度目の挑戦で行方不明に。
75年後の1999年に遺体が発見。世界の登山界では「マロリーはエベレストに登頂したのか」という疑問が浮上しました。
人類が初めて登頂したのは1953年。ニュージーランドのエドモンド・ヒラリーとシェルパのテンジン・ノルゲイが達成。
マロリーが登頂に成功していたら、世界の登山史は書きかえられることになるんです。
このナゾを解くカギをめぐって「神々の山嶺」のストーリーが展開されます。
★孤独なクライマーとあらすじ
主人公は天才的なクライマー、羽生丈二(はぶ・じょうじ)。ただ協調性に欠けてザイルパートナーと円満にできない人。
1984年の冬季エベレスト登山隊に参加した際、第1次アタック隊に選ばれずブチ切れ。隊から離脱して下山。その後はネパールに不法滞在。シェルパとして働きながらエベレストへ登りつつ、冬季の単独登頂を狙っていた。一方、エベレストで犠牲者を出した登山隊に参加したカメラマン・深町誠は行くあてもなくカトマンズの街をさまよっていた。立ち寄った古道具店で一台のカメラを発見し驚く。マロリーが使っていたものだ。そう直感した深町はカメラを購入。カメラにはフィルムはなく、深町はマロリーのナゾを追及。カメラは羽生が単独登頂を狙った際に山中で発見したと知る。
★世界最高峰の美しさと厳しさがイメージできる描写力
神々が住まう世界最高峰の山・エベレスト |
ストーリーでは、都会の喧騒(けんそう)が響きわたる東京。人の熱気とホコリがただようカトマンズ。
そして零下30〜40度と極寒の世界で、雪壁がそびえブリザードが吹き荒れるエベレスト。3つの舞台が登場します。
現実世界、未知の世界への入口、死がそばに存在する極限のゾーン。舞台が切り替わることで、読む人のアタマもリフレッシュ。
「次のステージへ早く進みたい」。ストーリーに引き込まれていく効果があるんです。
そして、ストーリーのファイナルステージであるエベレストの描写はバツグン。
澄みわたる空の下にそびえる神々の山。天候が急変してブリザードが吹き荒れると視界ゼロの極限。死の世界。
夢枕さんの描写でアタマの中に作られるイメージは、極寒の世界にいるかのよう。
死と隣り合わせの舞台にいる羽生は、薄い空気で意識が薄れる状況でも鉄の意志と集中力で一歩一歩、世界最高峰の頂きへ迫っていく。
キリキリと胃が痛くなるような緊張感がページから体に伝わり、羽生の苦しそうな息づかいを感じる。
夢枕さんのペンには、エベレストの美しくて厳しい〝未知なる空間〟を疑似体験させてくれる筆力があるんです。
★孤独のクライマーは神に近づくために登る
羽生がカトマンズにいる目的は、だれも果たしていない冬季エベレスト南西壁を酸素ボンベなしで単独で登頂すること。前人未到の偉業の達成です。
ネパール政府から危険すぎて許可が降りないため、羽生は無断で冬の南西壁に向かい無酸素単独登頂に挑戦。失敗を繰り返します。
羽生はどこでマロリーのカメラを発見したのか?羽生はなぜエベレストの頂上を目指すのか?神々の山へ無謀に挑む孤独のクライマーにひかれて、深町が同行を決意。「何が起こっても、お互いに助けない」と約束をかわし、2人はエベレストの頂きへ挑む。
「そこに山があるからじゃない。ここにおれがいるからだ。ここにおれがいるから、山にのぼるんだよ」
人間って、自分でもバカだなと思っていることでも「達成しよう」と1人で奮闘していることがある。
達成したって報われない。でも乗り越えた壁の向こうに何かあるんじゃないか。そんな考えが体をかりたてる。
羽生の場合はエベレスト。神々が住むという山に登頂したら何かあるんじゃないのか。
羽生やマロリー、世界中の登山家たちの性(さが)に共感できるんです。
命をかけた羽生の挑戦はどんな結末を迎えるのか?続きは「神々の山嶺」のページを開いてお楽しみください。
3.「春を背負って」
「オール讀物」で2009年6月号から2010年12月号まで連載。
「春を背負って」「花泥棒」「野晒し」「小屋仕舞い」「疑似好天」「荷上げ日和」
上記の題名で連載された6つの短編をまとめた単行本が2014年に刊行。文庫版も発売中です。
2012年にNHKラジオ(第1放送)の「新日曜名作座」でドラマ化。
2014年には木村大作監督のメガホンで映画化。松山ケンイチさん、蒼井優さん、豊川悦司さんが出演し大ヒットしました。
★美しい野生植物が群生する山小屋
ストーリーの舞台は埼玉、山梨、長野の3県にまたがる奥秩父の山小屋「梓小屋」。
映画版の舞台は富山・立山でしたが、小説の舞台では北アルプスが連なるような景観はありません。
でも奥秩父一帯は標高2000メートル級の山が連なり、森林と清流の川がつくる渓谷がメチャ美しい。
緑が深く、一帯にはシャクナゲなど野生植物が群生する地域。静かさと幽玄な雰囲気がただよい、登山者やハイカーに人気です。
自然を楽しみながら登ってくる登山者たちの憩いの場が、梓小屋。その主人がストーリーの主人公、長嶺亨(ながみね・とおる)です。
★あらすじ
亨は子どものころから、父親に山小屋への思いを聞いていた。大好きなことに熱中できることをうらやましく思っていた。父の思いとともに亨は山小屋を受け継ぐ。でも薪仕事など慣れないことばかりで苦戦の連続。山小屋にゴロ(悟郎)さんが訪問。ゴロさんは父の大学時代のワンゲル部の後輩。生前の父に山小屋を手伝えといわれた。山や山小屋の知識と経験が豊富なゴロさんをパートナーに、亨は山小屋の経営と運営に奮闘していく。
★山小屋を舞台に登場キャラの人間模様が展開
「春を背負って」は、奥秩父の自然の中で展開されるヒューマンストーリーです。
山小屋のスタッフを含め、登場人物は心に重いものを抱えて梓小屋にやってくる。
亨は開発部門で半導体を扱ったプロジェクトに成功したが、手柄は上司に奪われる。会社から報奨金をもらい次のプロジェクトリーダーになるが、燃え尽きた感情を隠せない。一方で山小屋を経営する父親は世間に名を上げることなく、自分の夢に忠実に生きている。一介の山小屋の親父として生涯を終えようとしてる父と比べ、自分はこんな簡単に夢が燃え尽きてしまった…。
「ボッカ」は山小屋などに食材などを荷上げすること。亨の場合は約70キロの荷物を背負って梓小屋まで運んでいきます。
「ボッカ」はトンデモない重労働で、ヘリコプターで荷上げをする山小屋もあるほど。
相棒のゴロさんは手を抜かず、自分の体を使って荷を運ぶようにアドバイス。ゴロさん自身も荷を背負って山小屋にやってきます。
ゴロさんの助言通り、亨は約70キロの荷を背負って梓小屋への道を歩くんです。
お客さんのための荷を背負う。自然豊かな奥秩父の登山道を一歩一歩踏みしめながら、お客さんへの責任感を体に教えていく。
サラリーマンの亨が山小屋の親父に変身し成長していく、すばらしいシーンです。
★ゴロさんの名言に心が癒される
奥秩父の甲武信岳の山頂からのながめ |
大学卒業後はサラリーマンとなったが、勤務先が倒産。一念発起して起業したけどダメ。借金を背負いつつ、いろんな山小屋を手伝ってきた。借金取りに捕まって危機一髪のところを享の父に救われた。
ウェブデザイナーとして働く一方で、父を亡くし、心も病む。そして父が残した写真にひかれて奥秩父へ。梓小屋の近くで倒れているところを助けられ、2人を手伝うことになった。
奥秩父の風景の中で展開するヒューマンストーリーは、そう感じさせてくれます。
人生で大事なのは、山登りと同じで自分の二本の足でどこまで歩けるか。自分自身に問うことなんじゃないのかね。自分の足で歩いた距離だけが本物の足になるんだよ。
ストーリーではほかの登山者たちの人間模様も描かれ、読み進むと心がホッコリしてきます。
奥秩父の山々にいる気分が味わえてヒューマンストーリーが楽しめる「春を背負って」。ぜひお読みください。
まとめ・山にまつわる魅力がたっぷり詰まっている
ここまで、風景描写が絶妙でヒューマンストーリーも楽しめるオススメの名作を紹介・解説してきました。
- 「孤高の人」(著者・新田次郎さん)
- 「神々の山嶺(いただき)」(著者・夢枕獏さん)
- 「春を背負って」(著者・笹本稜平さん)
いずれも名作ばかり。読めば舞台である山の風景描写が絶妙で、アタマの中でイメージがクッキリ。
頂上までの山道、尾根道を歩いている気分にもなれて楽しめる。登場人物たちの人間模様も秀逸です。
クライマーたちの孤独感。決意。ハートの強さ。登山者たちを迎える山小屋の人たちの暖かさ、責任感。
山にまつわる魅力がたっぷり詰まっています。だから、
「山の情景や風景の描写が素晴らしい作品を探しています」
「山岳小説のオススメ作品を教えて!お金がないので、本を読んで登山気分を味わいたい!」
「山が舞台で、人間模様にスポットをあてた作品が読みたい」
なんて方にオススメなんです。この記事を踏まえて3作品を読めば、絶対にナットク&マンゾクできて山に登りたくなりますよ。
当ブログでは、ほかにも「山岳マンガ」を紹介しています。ぜひご覧ください。
「岳」で学べる装備、天候、道迷い…登山で役立ち、泣ける厳選エピソード
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