![]() |
| 釣りって1人でも大勢でも楽しいよね(画像はGeminiで生成) |
釣り好きなら「これは読んでほしい!」オススメの作品
深山の渓流や海岸&堤防で、「釣れるかなあ⁉︎」と水面をニラみながらワクワク感を楽しみ、魚とのバトルのコーフンを味わえる、釣り。
仕掛けの浮きや竿先からつたわってくる、魚のアタリ。そして見事に針にかかって竿がグニャリとしなるときのコーフン、あの高揚感!
闘いの末に釣り上げ、陽光に反射してキラキラ輝く魚を見たときのうれしさ。釣りって、マジで楽しくてハマりますよね。
だから漫画でも「釣り漫画」は人気のジャンル。釣りを楽しんでいる人はもちろん、初心者の人にも支持されています。だから、
「魚との格闘シーンや釣り気分が楽しめるオススメの釣り漫画を教えて!」
「釣り漫画はたくさんあるけど、絶対に読むべき決定版って何だろう⁉」
「仕掛けの作り方とか、初心者でも参考になる釣りの知識が満載の作品が読みたい!」
そんな声がたくさんあるんです。
この記事では、数多く発表されている「釣り漫画」の中から「これは読んでほしい!」というオススメの作品として、
- 「放課後ていぼう日誌」(著者・小坂泰之さん)
- 「おひ釣りさま」(著者・とうじたつやさん)
- 「釣りキチ三平」(著者・矢口高雄さん)
上記の3作品を紹介&解説します。
この記事を読めば3作品の内容や特徴が分かり、読むべき決定版であることが分かります。
さらに釣りの雰囲気や魚と格闘する気分が楽しめて、初心者でも参考になる釣りの知識が詰まっていることも分かります。
さらに3作品を読みたくなり、釣りにも行きたくなりますよ!
※この記事ではアフィリエイトプログラムを利用して、商品を紹介しています。
「釣り漫画」3作品をチョイスした理由
![]() |
| 老若男女が楽しめるのが釣りのよさ(画像はGeminiで生成) |
釣り人や釣り師が主人公で、海や渓流などで魚と格闘する「釣り漫画」は、これまでたくさんの作品が発表されています。
例えば、「釣り漫画」のジャンルを築き上げたといえる、矢口高雄さんの「釣りバカたち」と「釣りキチ三平」。
さらに釣りとヒューマンストーリーを合体させた、原作・やまさき十三さん&作画・北見けんいちさんの「釣りバカ日誌」。
これらの作品が〝バイブル〟となり、たくさんの「釣り漫画」が発表されてきました。
そして数多くの「釣り漫画」から、この記事で紹介する3作品を選んだ理由は、「独自の世界観」と「エンターテイメント」性です。
「放課後ていぼう日誌」は、これまで「男の趣味」といったイメージがある「釣り」の世界にハマる女子高生たちが主役。
学校の部活動として、釣りや魚の知識を学びながら楽しんでいる「釣り女子たち」という世界観が素晴らしい。
「おひ釣りさま」は、OLでオフ時間は魚との格闘をエンジョイしているクールな女釣り師が主役。
釣りを「おひとりさま」のスタイルの1つとして、仕掛けなどの下準備から獲物の魚をさばくまで〝わが道〟を楽しみまくる姿が面白い。
そして「釣りキチ三平」は、発表された昭和の当時から釣り人を魅了し続けている作品。
主人公の少年が釣りと魚を愛しながら格闘する姿は、令和の今でも輝いていて面白すぎる。
ワタシ的には子どものころに「釣りキチ三平」を読んで釣りがしたくなり、オッサンになった今でも時おり釣り糸を垂れています。
そうした理由から、これら3作品をチョイスしたワケです。
次項からは、1作品ずつくわしく紹介&解説していきます。
1.「放課後ていぼう日誌」
「放課後ていぼう日誌」は「月刊少年チャンピオン烈」で連載中(2026年8月時点)。
2017年NO.1で読み切りが掲載されて好評となり、2017年NO.3から連載されています。
著者は小坂泰之さん。漫画家であり、イラストレーターとしても活躍しています。
実は前述の読み切り作品は「第2回ヤングチャンピオンコミック杯」で準入選を果たし、小坂さんにとってのデビュー作でもあります。
読者の支持を獲得したこの作品のコミックスは、2026年8月時点で全15巻が発売中。
2011年11月時点で、紙版と電子版を合わせた累計発行部数が100万部超のヒット作となっています。
この人気ぶりを受けて、2020年にテレビアニメ化。「AT-X」などで2020年4月から9月まで全12話が放送されました。
さらに2023年にはドラマ化。堀江貴大さんが監督、宮本武史さんの脚本で、人気モデル&女優の莉子さんらが出演。
会員制映像配信サービス「Lemino」で全9話が放送。アニメ、ドラマいずれも大好評となりました。
ストーリーの舞台は、熊元の海辺にある芦方町と「熊元県立海野高校」。
この学校に通う純朴な女子高生たちと、海野高校の創立時から存在する「ていぼう部」。
舞台のモデルは当然ながら九州の熊本県、南部に位置する葦北郡芦北町。風光明媚な海辺にあり、海の幸に恵まれた町です。
そんなステキな町をモデルにしたストーリーは、女子高生たちが部活動として釣りを楽しむというコンセプト。
これが新しくて、秀逸なんですよ!
★釣りに遭遇したヒロイン
ストーリーの主人公は、鶴木陽渚(つるぎ・ひな)。熊元県立海野高校に通う高校1年生。
進学に合わせて、都会から父親の故郷である芦方町に引っ越してきました。
陽渚はちょっと引っ込み思案だけど心優しい女のコ。田舎での暮らしに不安を感じつつも、海辺の町が大好き。
高校では大好きな手芸部に入ろうと思っていました。だけど…。
主要メンバーは、まずは黒岩悠希(くろいわ・ゆうき)。海野高校3年生で「ていぼう部」の部長さん。
ロングの髪をうしろにしばり、麦わら帽子が似合うマイペース美女。「ていぼう部」の部員不足に悩んでいました。
もう1人は帆高夏海(ほたか・なつみ)、海野高校の1年生です。
実は小さいころの陽渚が芦方町の祖父の家に遊びにきたとき、仲良くなった幼なじみ。高校入学で再会して…。
そして大野真(おおの・まこと)。海野高校2年生。高身長で美ボディーのメガネっ子。
陽渚が海辺を散歩していると、堤防の上をふらふらさまよっている人を発見。「熱中症かも⁉」と駆け寄る。さまよう人は悠希で、実は堤防からの底釣り中。彼女が学校の先輩で「ていぼう部」の部長だと明かされる。悠希は釣り糸がお祭りして苦戦。手芸が好きな陽渚が手際の良さですぐに糸をほどくと、「やってみる?」と誘われて…。
するとグッとした重みを感じて、思い切り引っ張り上げると、何とタコが…。悠希はタコの底釣りをしてたんですね。
悠希は「タコを取ってあげるかわりに入部して」「部員が足りない」とささやき「入部届に名前を書くだけたい」。陽渚はタコのあまりの気色悪さに「入ります!」。
「ていぼう部」への入部を承諾しちゃった陽渚。悠希に釣り糸のお祭りをすぐに直した手際を買われたんですが、やっぱり手芸がやりたい。
第一、魚は気持ち悪い(苦笑)。だから入部を断ろうと堤防近くにあるプレハブ小屋の部室へ向かいます。
誰もいない部室で待っていると、堤防で投げ釣りをしている制服姿の女のコを発見。
「ていぼう部」の部員かと思って声をかけると、何と幼なじみの夏海。幼なじみと再会を果たしていると、先輩の悠希と真もやってきます。
堤防に戻った4人が始めたのは、子アジを狙ったサビキ釣り。夏海のレクチャーを受けて、陽渚はカゴに撒き餌を詰めて複数の針がついた釣り糸を海の中へ。海中に広がった撒き餌に誘われたアジが寄ってくると、陽渚の竿先がキュンッとしなり竿全体からビビビッとアタリが…。陽渚が全力でリールを巻き上げると、子アジが一匹だけ針にかかってキラキラと輝いていた。
カリッサクッの唐揚げのおいしさに舌鼓をうった陽渚は、3人へ改めて入部の意思を伝えるんです。
入部の決め手になったのは、陽渚が初めて体験した魚のアタリでした。
竿先から手元まで伝わってくる、「コツコツ」「ブルブル」って感じの魚のアタリ。陽渚には体に電気が走るように感じたんです。
釣りをしていて、これがホント、タマらないんですよねえ(笑)。
ワタシの初釣りは近所の堤防でのハゼ釣りでしたが、「ブルブルッ」としたアタリの感触にめちゃコーフンしたもんです。
陽渚も一撃でハートをつかまれた感じです。正式に「ていぼう部」に入部した彼女は、部員たちのレクチャーを受けいろいろな釣りにチャレンジ。
陽渚が初心者なので仕掛けや釣り方をくわしく教わるんだけど、読者もその教え方が分かりやすいから理解できちゃう。
その描写の仕方が、実にウマいんですよねえ。
前途多難だけどメチャ楽しそうな「ていぼう部」の釣行の続きは、ぜひ作品でご覧ください。
2.「おひ釣りさま」
「おひ釣りさま」は、WEBマンガサイト「Champion タップ!」で2016年12月に連載がスタート。
2018年のマンガサイトの統合で、現在(2026年8月時点)は「チャンピオンクロス」で連載が続いています。
コミックスは全15巻が発売中です(2026年8月時点)。
著者はとうじたつやさん。ポップでクールな絵柄が特徴的で、新進気鋭の作家さんです。
代表作のサスペンスミステリー「少年Y」も人気を博しています。
そして、とうじさんのヒット作となった「おひ釣りさま」のテーマは、現在では認知された「おひとりさま」のスタイルの1つとしての、釣り。
「おひとりさま」といえば、旅行や外食、スポーツや音楽を1人で楽しんでいる女性のイメージ。
ちなみに広義的には、家族と離れ(別れ)独り暮らしをしている男性や高齢者も「おひとりさま」と呼ばれています。
この作品では、大好きなことや趣味を1人で楽しんでいる女性をクローズアップ。
さらに女性が1人で楽しむ対象を「釣り」としてテーマにしている。
その楽しみ方がクールで、カッコよくて、メチャ楽しそうで、メッチャおいしそうなんです。
そしてストーリーを読んでいるうちに、仕掛けのつくり方や釣り方が楽しく理解できちゃう。
その上に、魚のさばき方や料理の仕方まで楽しく学べちゃうんですよ。
★クール美女の単独釣行
ストーリーの主人公は、上条星羅(かみじょう・せいら)。東京都内の某企業で働いている24歳の独身女性。
ロングヘアでキリッとした顔立ちのクールビューティー。連載開始の時点で2年目の事務職の設定で仕事できまくりな人。
上司や同僚たちからの信頼は絶大。だから仕事のお礼がわりに「夕飯どう?」なんて誘われます。
でも星羅は「すみません、明日は朝が早いもので」。職場の人たちも「朝早くから何してるの?」なんて聞ける感じじゃなくて…。
それじゃあ、朝からどこに行ってるの ⁉ そう、川や湖、海などの釣り場です。
朝の陽光がきらめく川や湖、海辺に、釣りルックで決めたクール美女が竿とタックルケースを手にしつつ出現するんです。
朝イチの釣り場でパーカー姿の星羅が投げ竿を操っている。周囲のオッサン釣り師からは「あんな若いねーちゃんが、ちゃんと釣りできるのかよ⁉」なんて声が…。そんな声をよそに、星羅は見事すぎるキャスティングで仕掛けを目標に着水させると、リールを巧みに操る。華麗にブラックバスをヒットし釣りあげると、周りのオッサンたちは「普通にうまいぞ…」と驚きの声をあげる。
でも、リールを操ってのバスとの駆け引きやヒットした際の激しい抵抗感を楽しみ、釣りあげた喜びで『悦…♡』と会心の笑顔を浮かべる。
まさに釣りの楽しさ、うれしさが詰まった笑顔。見守っているオッサンたちもホレさせちゃうんです。
女の1人釣りは牛丼屋に1人で入るのと同じだ。誰が何を言ってくるわけじゃないが、微妙に感じる興味の視線。まあ、気にしなければどうってことない。
ストーリーが面白くて、星羅というキャラも立っている「おひ釣りさま」。
「うまいなあ」と感じるのが、星羅がリールを駆使して仕掛けを操ったりする姿が実際の釣りへの参考になること。
第1話「ズル引き」では、ルアー釣りの王者ブラックバスに対して、星羅は「ズル引き」で挑んでいます。
ズル引きはオモリをつけた「ワーム」、ミミズや虫などのカタチをした疑似餌を使います。
そして投げ竿でバスがいそうなポイントに仕掛けを投げて、底に着かせる。
リールをゆっくり巻いて、水底でワームを「ズルッ、ズルッ」って感じで動かす。だから「ズル引き」。
ワームを引くことで水底の感触を味わいつつ、地形もイメージできる。バカみたいに簡単なのによく釣れて、「箱の中身は何だろうな」的なドキドキも味わえる、お得感満点な釣り方だ。
ワタシ的にこの作品は「美女が魚を釣り上げる姿だけを描いているのかな?」と思ってました。
理由は、特にルアー釣り師って「キャッチ&リリース」の人が多いから。でも釣り上げた魚って、弱って死んじゃうことが多い。
これって「自分が楽しむだけで魚はいい迷惑じゃね⁉」って思うんです。でも星羅は釣った魚をしっかり食べる。命をいただくことを自覚している。
第13話「砂浜(シロギス)」では、浜辺での投げ釣り(仕掛けはテンビン)に挑みます。
シロギスの「ブルルッ」としたアタリの感触を楽しみつつ、星羅は「7連掛け」(一度に7匹)に成功。大釣果をあげます。
そして自宅でも塩焼きにしたシロギスを「連食い」。しっかりと食べてあげるんです。
ワタシは釣った魚は自分で食べるべき。それが命をいただいた魚に対する姿勢だと思うんです。
だから星羅の釣りスタイルはめちゃ大好きです。
また、この作品のエピソードタイトルは釣り方や場所と狙う魚が簡潔に記されていて、メチャ分かりやすい。
例えば「ブラックバス」での「ズル引き」がどんな釣り方なのかも分かる。めちゃ初心者に優しい作品だと思います。
3.「釣りキチ三平」
「釣りキチ三平」は、「週刊少年マガジン」1973年32号から1983年19号まで連載。
「月刊少年マガジン」でも短編エピソードが掲載されました。
コミックスは実に全67巻。累計発行部数は5000万部(2020年10月時点)。
昭和を代表する大ヒット作ですが、平成でも「平成版」が2001年から2010年まで「週刊少年マガジン特別増刊号」に掲載されました。
雑誌にとどまらず、テレビでも人気が沸騰。フジテレビ系で製作されたアニメ版は1980年から1982年まで放送。
2008年には実写映画も製作され、俳優の須賀健太さん主演で大人気を博しました。
著者は矢口高雄さん。いわずと知れた、釣り漫画の大家。このジャンルを確立させた立役者です。
矢口さんは30歳で漫画家としてスタート。さまざまなジャンルで作品を発表していたけど、めちゃ苦戦していたそうです。
一方で、子どものころから釣りが大好きで川や湖、そして海でさまざまな釣りを楽しんでいたそう。
そんな折、「漫画アクション」の編集者から「好きな釣りをテーマにしてみては ⁉」というアドバイスを受けたそうです。
そこで同誌に発表した「釣りバカたち」(1972年~1983年)が大好評。
好感触を受けて自身の釣り経験をベースに生み出したのが、「釣りキチ三平」だったそうです。
主人公の素朴で明るい少年・三平が、川や海など自然の中で釣りを通して魚と格闘する姿に躍動感があってカッコいい!
さらに明るくて、楽しい! ワタシも含めて、この作品を読んだ昭和当時のチビっ子たちはみんな三平が大好きになりました。
そして「三平みたいに釣りがしてみたい!」と、釣りにハマったんですね。
釣り漫画はたくさんの作品がありますが、「釣りキチ三平」は子どもやオトナを釣りのトリコにさせた画期的な作品。まさにバイブル。
だから、どうしてもこの記事で紹介したかったんです。
★東北なまりの三平の躍動感
ストーリーの主人公は、三平三平(みひら・さんぺい)。連載スタート時は11歳の少年。
秋田の山間の村に住んでいて、常に大きな麦わら帽子をかぶり、明るい笑顔と東北弁の純朴な少年です。
自然あふれる秋田の山々に流れる川などに出かけては、釣り糸をたらしている。
そして釣りの腕前はオトナもビックリ。自分自身で考えた仕掛けや釣法で、大物を釣りあげるんです。
三平には両親がいなくて、祖父と二人暮らし。そして、このおじいさんがすごい人。
祖父の名前は三平一平(みひら・いっぺい)。有名な和竿の職人さんで、作り上げた竿は「一平竿」と呼ばれ、釣り人の中では逸品。
そして、釣り師としてもスゴ腕の持ち主。当然ながら、三平はこの祖父の薫陶を受けて、釣り師として成長するんですね。
第1章「水のプリンセス」では、三平は祖父とともに県内のY川で開催された釣り大会に参加します。
大会の対象魚は、鮎(あゆ)。魚体の美しさで「水のプリンセス」と呼ばれ、川釣り師ならだれもが憧れ、狙う魚ですね。
一平は素晴らしい竿さばきで釣り上げ、その数50匹。参加者たちからは「優勝は一平じいさん」という声があがりました。
でも大会終了後、優勝を果たしたのは51匹をあげた孫の三平だったんです。
勝負は生きた鮎を使う「おとり釣り」。おとりは一匹だけでどれだけの数を釣り上げるか。制限時間は2時間という条件。釣り師たちがスタートと同時に鮎を上げていく一方で、三平はご飯を食べたり、川を泳いだり昼寝したり、余裕をみせる。制限時間が終わる30分ほど前になり、三平がスタート。おとりを川に入れて30秒も立たないうちに1匹目を上げる。あらかじめ用意していた置き竿にも獲物がかかり、三平は驚くべきスピードで釣果をあげ、釣り師たちに圧勝。
三平が釣果をあげるために考えを凝らし、工夫をつくすスタイルはめちゃカッコいい。
それ以上に、魚がヒットした瞬間に竿と釣り糸、三平の腕と体がしなる描写がタマらない。
さらに谷口さんが描く山中や渓流などの自然が、めっちゃ美しいんです。
ワタシが子どものころに読んで、今でも鮮明に覚えているエピソードが第3章「夜泣き谷の怪物」です。
山の中の渓流釣りの楽しさ、川魚の美しさ、そして三平と怪物との激しいバトルのカッコよさ。
三平は、祖父の一平に「夜泣き谷に住む炭焼きの銀次に竿を届けろ」と託される。夜泣き谷は山深く、岩魚(イワナ)の宝庫。一平は「銀次につれていってもらえ」と三平を送り出す。夜泣き谷についた三平は、その渓流の美しさに感動。一方で川の中のイワナがたぬきを引きずり込むシーンを見て驚く。三平は夜泣き谷で銀次と出会い、竿を渡す。そして銀次に「穴場」につれていってもらう。
でも銀次によると、「それ以上の大物がいる」。それがこのエピソードの主役「左膳岩魚」なんです。
「左膳岩魚」は左目に傷があり、片目の剣客が主人公の映画「丹下左膳」になぞらえてそう呼ばれています。
体長は40センチ以上。淵に落ちた小動物を襲うくらいのツワモノ。だから普通の渓流竿ではポッキリ。とても太刀打ちできない。
銀次が一平に竿を頼んだのは、この「左膳岩魚」を釣りあげるために強度のある竿が必要だったからなんです。
そして「左膳岩魚」を目撃した瞬間から、三平の目がキラリと輝きます。
この大物を釣りあげるために、釣りキチ少年は頭をフル回転して作戦を練り上げるんですね。
そして三平の作戦は見事に的中して、左膳岩魚との激しいバトルが展開。その描写がスゴくてカッコよくて!
読んだらマジで「やってみたい!」と、釣りにハマること間違いありません。この続きはぜひ、作品をご覧ください!
まとめ・ジャンルを確立した「釣りバカたち」も必見
![]() |
| 自然の中でルアー釣り(画像はGeminiで生成) |
ここまで「釣り漫画」 について紹介してきました。
そして数多い「釣り漫画」の中から「これは読んでほしい!」というオススメの作品として、
- 「放課後ていぼう日誌」(著者・小坂泰之さん)
- 「おひ釣りさま」(著者・とうじたつやさん)
- 「釣りキチ三平」(著者・矢口高雄さん)
上記の3作品を紹介&解説してきました。
「釣り漫画」は人気のジャンル。釣りを楽しんでいる人はもちろん、初心者の人にも支持されています。
そして、この記事を読んで3作品の内容や特徴が分かり、読むべき決定版であることが分かったと思います。
さらに釣りの気分や魚と格闘する雰囲気が楽しめて、初心者でも参考になる釣り知識が詰まっていることも分かったと思います。だから、
「魚との格闘シーンや釣り気分が楽しめるオススメの釣り漫画を教えて!」
「釣り漫画はたくさんあるけど、絶対に読むべき決定版って何だろう⁉」
「仕掛けの作り方とか、初心者でも参考になる釣り知識が満載の作品が読みたい!」
そんな人たちには、紹介した3作品はピッタリの傑作なんです。
そして最後に。「釣りキチ三平」の項で紹介した「釣りバカたち」も、ぜひ読んでいただきたい作品としてオススメします。
前述したように、「釣りバカたち」は著者の矢口さんがデビューまもなく苦戦していたときに、自身の釣り経験をベースに生み出した作品。
人が釣りにハマっていく姿や心理描写、そして魚とのバトルシーンが秀逸なんです。
名作「釣りキチ三平」とともに「釣り漫画」というジャンルを確立しただけに、この機会にぜひ読んでいただきたいと思います。
当ブログではほかにも面白い作品を紹介しています。ぜひご覧ください。
「ルーザーズ」ルパン三世、子連れ狼…青年漫画のヒット作の誕生秘話が詰まった傑作3つの読みどころ
「怪獣を解剖する」怪獣被害を防ぐために奮闘する研究者・作業員たちの姿がスゴすぎる〝3つのリアル〟
「まことちゃん」ホラー&SF漫画家・楳図かずおが残した昭和の名作ギャグ漫画3つの功績
この記事で紹介した3作品を「すぐに読みたい!」という方は、スマホなどにダウンロードすれば即読みできる電子書籍版がオススメ。
「Renta!」などのブックストアなら無料で試し読みができますよ。
読みたいコミックが48時間100円から借りられる「Renta!」










0 件のコメント:
コメントを投稿