ガスマスクをかぶったトカゲ男カイマンが主人公です |
ストーリーがわからなくなった人のためのナビゲーション
「ドロヘドロ」は、ダークファンタジー好きなファンから圧倒的な支持と人気を集めています。
魔法で顔をトカゲに変えられた男が、自分の本当の顔と記憶を取り戻していくストーリー。
人やモノをキノコに変えちゃうなど不思議でおもしろい魔法がたくさん出てきたり、残忍だけどオチャメな悪魔が出てきたり。
魔法VS魔法など迫力たっぷりのバトルもあって、ドキドキワクワク感が最高です。
でもストーリー展開のための伏線が多かったり、ストーリーがトンデモなく脱線したり。
「もともとのストーリーは何だっけ?という感じ。カオスすぎてわからなくなる」
「世界観がむずかしすぎる。途中で読むのを挫折(ざせつ)しました…」
そんな戸惑いの声が多いんです。
この記事では「ドロヘドロ」の独創的で強烈だけど「むずかしい」世界観を理解するための3つの基礎知識を紹介。
- ストーリーが展開される舞台の独特でカオスな設定
- クセが強くて強烈な個性を放つキャラクターの設定
- 押さえておきたいカイマンのナゾ解きの流れ
以上の3点についてくわしく解説します。
記事を読めば「むずかしい」「わからなくなった」世界観がわかります。
「ドロヘドロ」を読んでみたいと思っている方は、メチャおもしろい世界にどっぷり。
途中で挫折した人も「また読んでみよう」とチャレンジしたくなりますよ。
「ドロヘドロ」って、どんな作品なの?
「週刊ビッグコミックスピリッツ増刊イッキ」で、2000年12月30日号から2003年2月1日号まで。
「月刊IKKI」で2003年4月1日号から2014年11月号まで。
「ヒバナ」では2015年4月号から2017年9月号まで。
そして「ゲッサン」で2017年12月号から2018年10月号まで。
雑誌の創刊、さらに休刊という荒波を乗り越え全167話。コミックスは全23巻が発売中。
アニメも2020年1月から3月まで「TOKYO MX」などで放送され大人気に。
現在(2024年1月時点)も「Netflix」で配信中。2024年1月9日には第2期が制作されることが発表されました。
★林田球さんのトンデモない画力
林田さんは女流作家。画風は荒々しく、かつ繊細(せんさい)。
キャラクターの細かいところまで描き込み、力強い線で全体をまとめるイメージ。
この表現方法がキャラの強烈な存在感を生み出しています。
背景の描写もワイルドでワイザツ感が漂い、ダークファンタジーの雰囲気を強調。
一コマ一コマがトンデモなく完成されていてカッコいい。
東京芸大美術学部の絵画科油絵専攻の出身。デッサン力がすばらしいわけです。
アシスタントをつけず、作品は一人で執筆。ものスゴい集中力、根気、創造性の持ち主です。
★あらすじ
ヒロインはニカイドウ(二階堂)。金髪のグラマー美女。格闘術の達人。
カイマンとニカイドウは、ホールにやってくる魔法使いを捕まえる「魔法使い狩り」をやっている。ある日、路地に倒れていたカイマンを助けたことが縁になり、ニカイドウはカイマンの魔法使い狩りを手伝っている。魔法使い狩りは顔をトカゲに変えられたカイマンが、魔法をかけた犯人を見つけて顔を元に戻すためだった。カイマンは魔法使いの頭をガブリ。口の中には〝ナゾの十字目男〟がいて魔法をかけた相手かを判別する。
でもストーリーには伏線がたくさん。展開もはっちゃけていて、たびたび脱線。複雑怪奇に進んでいきます。
だから「世界観がむずかしい」「ストーリーがわからなくなった」という声が多い。
ここからは世界観を理解するための3つの基礎知識を一つずつ解説していきます。
1.ストーリーが展開される舞台の独特でカオスな設定
人間たちが住み、時おり魔法使いたちが来襲する「ホール」。
魔法使い、さらに悪魔が住んでいる「魔法使いの世界」。
カイマンやニカイドウらと、魔法使いたちが両世界を行き来してストーリーが進行します。
★ホール
魔法使いが「ドア」から侵入し襲撃してくる。人間は魔法の被害に苦しんでいる。魔法被害から町を守るため、一時は町内会が魔法使い狩りを実施。だが、ある魔法使いとの戦いで壊滅した。町には魔法使いが出した「ケムリ」が漂い、空間や建物を歪ませている。空から降ってくる雨にもケムリが混じっている。人間に影響を与えるが、なぜか魔法使いも体調を崩す。
ドロは人体に有害で落ちたら助からない。中央デパートを建てて湖をふさいでいます。ドロや廃物湖はストーリーのキーなんです。
★魔法使いの世界
魔法使いは魔法で「ドア」を作ってホールに入り、人間を魔法の練習台にしている。魔法使いには階層がある。強烈な魔法が使える上級者、役に立たない魔法しか使えない、魔法がかけられない中・下級者。町は上級魔法使いの煙が率いるマフィア「煙ファミリー」に支配されている。上級者は中・下級者をいじめるため憎しみが生まれる。中・下級者たちのグループ「十字目」が上級者に対抗している。
この最上位の悪魔の影響で、魔法使いの世界には法律はなく治安がメチャ悪い。ダーク感が心憎いくらい演出されてます。
ここからは魔法使い、悪魔について解説します。
★魔法使いについて
常にマスクを着用。マスクは悪魔に作ってもらったもの。上級者のマスクは魔法の力を向上。体内には魔法の「ケムリ」をつくる臓器と運ぶ管(くだ)がある。だが生成されるケムリや吹き出す量には個人差がある。使える魔法は1人につき1つだけ。種類は生涯変えられない。持っている魔法の有用性から上・中・下級者と区別される。
「黒い粉」は十字目の組織が製造&販売。魔法使いの世界の秩序を壊す脅威として、煙ファミリーが一掃しようと狙っているんです。
★魔法について
人間の体を何かに変化させたり、体を溶かしたり。ケムリを弾丸のように飛ばしたりする。上級者は、体をハムのようにバラバラに刻んだり。かかった魔法を解除したり、個人差により千差万別。中でも「体を修復する」「生き返らせる」「時間を操る」魔法は希少。魔法使いのだれもが手に入れようとしている。
特殊な事例として、複数の魔法を同時にかけられると魔法が効かない体になります(後述)。
★悪魔について
悪魔試験の修行は150キロの甲冑(かっちゅう)をつけて生活したり、1年間魔法を使わずにピンチをしのぐなど。修行&試験と同じ内容をこなしていると自然に悪魔化するケースもある(後述)。悪魔の大半が元魔法使いで、獣の着ぐるみの中にハダカで存在している。悪魔を仕切るのは、生まれつきの悪魔チダルマ。彼が定めた悪魔のオキテを破ると魔法使いに戻されコキ使われる。
悪魔は楽天的な性格。楽しければ無慈悲で無法なこともやる。2つの世界の最上位者です。
悪魔試験を受ける魔法使いの悪魔化が進むと、不自然なくらい明るい性格と笑顔に変貌(へんぼう)。
目が笑っていない笑顔は不気味。「悪魔になっていく」変身ぶりがよくわかる演出です。
ここまでストーリーの主な舞台と設定を解説してきました。押さえておけば作品が分かりやすくなる内容です。
2.クセが強くて強烈な個性を放つキャラクターの設定
「ドロヘドロ」の舞台は、法律や道徳的なシバリがないカオスな世界。
それでも殺伐としたフンイキを感じない。理由は登場するキャラのはっちゃけた明るさ。
各キャラはクセと個性が強烈。一人一人が魅力的でオチャメ。おもしろい。
ダーク感あふれる舞台でメチャ明るいキャラが暴れ回る。これも独特な世界観の秘密です。
ここからは「人間」「魔法使い」「悪魔」の3カテゴリーに分類。それぞれ厳選した主要キャラの設定を紹介、解説します。
★「人間」の主要キャラの設定
【主人公・カイマン】
トカゲ顔でイカツイけど明るいナイスガイ。大食漢。ニカイドウが作る大葉ギョウザでビールを飲むのが大好き。ホールの路地で、頭がない状態でニカイドウに発見された。その後、トカゲ顔が再生。殺される直前にケムリ状の男を見たが、それ以外の記憶がない。魔法被害者病院でバイトしながら、魔法をかけた犯人や本当の顔と記憶を取り戻すためニカイドウと魔法使い狩りをする。口の中にはナゾの十字目男がいる。捕まえた魔法使いの頭をパクリとすると、十字目男が魔法をかけた犯人かを判別する。
自分の正体を解くカギを求めて魔法使いの世界に侵入。少しずつ記憶を取り戻し「自分も魔法使いなのでは?」と悩み苦しむ。
ある魔法使いが死んだ際、魔法が解けてトカゲ顔が変化。その顔は…(後述)。
【ニカイドウ(二階堂)】
ホールで食堂「空腹虫(ハングリーバグ)」を経営。魔法使いが出没する立地とカイマンが食事代を払わないため赤字。実は魔法使い。天涯孤独。優しいおじさんとおばさんに育てられた。子どものころ初めて出した魔法の事故で親友が犠牲に。危険な魔法は2度と使わない。そう決心してホールに。得意料理はギョウザ。おばさん直伝。非常にまれな「時を操る魔法」の持ち主。この能力者が欲しい煙に狙われる。
カイマンを助け、自分が失ったものを取り戻すため魔法を使うことを決意。力を高めるため川尻がニカイドウを特訓。
でも訓練が悪魔試験と同じ内容だったため、次第に悪魔化して…。
【カスカベ】
ホールに侵入したハルが体調を崩し、何とかしてあげたいという気持ちから研究を開始。魔法被害者病院の設立に至った。研究で回収した魔法使いの遺体でドアを作り、魔法使いの世界を探索。過去に助けた掃除屋・心と再会し協力関係を築く。
そして過去に魔法使いになるための手術をした少年・アイが、十字目組織のボスに似ていることに気づくんです。
ストーリーが進むごとに、その時点で解明したナゾを読者に教えてくれるキーマンなんです。
ラーメン店など手広くビジネスを展開。魔法使いの世界の実質的な支配者。コワモテだがファミリーの仲間への面倒見がよく、カリスマ性がある。オチャメ。すべてをキノコに変える魔法が特徴。大量かつ24時間にわたってケムリを吐くことができる。好きな食べ物はキノコ。「時を操る魔法」を探している。ファミリーの一員を魔法使い狩りしたニカイドウの魔法を知り、無理やりパートナーにした。
ケムリで町全体がキノコだらけになる中、十字目のボスが変化した姿だけは発見できない。
「十字目のボスは生きているのか」。煙は相手が悪夢の中に現れて苦しみ「時を操る魔法」で交戦時に戻って確かめようと考えます。
そして自分の屋敷に侵入した十字目のボスと再び交戦。相手が放つホールに降る雨のような違和感に苦しみ、敗れます…。
【心(しん)】
強敵に闘志を燃やす。義理堅く世話になった相手には恩返し。パートナーの能井のハダカをみて真っ赤になる純情な男。武器はカナズチを愛用。カイマンと戦いカナズチでトカゲ頭をはね飛ばした強者。頑強で腹から臓物が出ても戦う。魔法はあらゆるモノをバラバラにする。人間や魔法使いなら生きたまま体を寸断。
町内会と戦いケガを負って、カスカベに助けられます。その後、町内会を壊滅して魔法使いの世界へわたり、煙ファミリー入り。
カスカベが研究のために魔法使いの世界に侵入するたびに、恩を感じている心がアシストするんです。
【能井(のい)】
覆面ふうのマスクに革ツナギ姿。ボディビルダーのような巨体で怪力。チョップやパンチで敵のアタマなどを粉砕する。希少な修復魔法の持ち主。あらゆるモノの傷を治し、失った体の一部も再生できる。
友だちになった心が身をていして救いますが、重傷を負う。能井は修復魔法で心を助けるけど、試験中は魔法厳禁というルールを破って失格。
悪魔にはなれなかったけど未練はなし。掃除屋として心と助け合っています。
【恵比寿(えびす)】
ホールに侵入した際、カイマンに捕まり頭をパクリとされる。口の中の十字目男に「おまえは俺の邪魔をした」と判別された。すんでのところで仲間の藤田に救出されたが、顔の皮がはがれ脳も損傷。能井に修復してもらったが記憶が戻らず、言動も変。トカゲに変身したりさせたりする魔法をもつ。自分のケムリを売ることもある。
彼女の魔法は、カイマンのトカゲ頭に関わっているキーパーソンの1人です(後述)。
★「悪魔」の主要キャラの設定
【チダルマ】
ヒマつぶしで魔法使いを創造。「ホール」と「魔法使いの世界」を知り尽くしている。当然、カイマンに関わるナゾの答えも熟知。秘密を持たないなど悪魔のオキテを破った者には厳罰。ニカイドウをひそかに支援したアス(川尻)を魔法使いに戻した。
最後にカイマンがトカゲ顔になった秘密に関わるキャラを解説します。
しっかり押さえると、ストーリーで進行するカイマンの正体とトカゲ顔になった秘密のナゾ解きがわかりやすくなります。
【アイ・コールマン】
廃物湖に落ちた魔法使いを助けるためにダイブ。致命傷を負い、カスカベに魔法使いの体の移植手術を頼む。手術は成功し、リハビリで回復したが後日に死亡。死因は「物質を増幅させる魔法」による体の急激な変化での窒息死。
【会川】
魔法学校で十字目の組織に所属する栗鼠と知り合い、パートナーに。でも栗鼠が十字目にいることをよく思っていない。その顔は、魔法が解けたカイマンにソックリで声も似ている。
【十字目のボス=壊】
生い立ちや正体など、すべてナゾ。顔立ちと体形は会川や魔法が解けたカイマンにソックリ。
無口で残忍な笑顔を浮かべる。目には十字のアザ。ナイフと格闘術に長けている。
中・下級魔法使いの魔法を増強できる「黒い粉」を作り、組織に売らせて資金源にしている。
上級魔法使いを狩るように倒し、頭部から取り出した悪魔腫瘍を集めている。
魔法は不明。体全体からホールの雨のように魔法使いの体を狂わす違和感を放ち、魔法使いを苦しめます。
【栗鼠(りす)】
魔法は自分を倒そうとした相手を呪い倒す、魔法使いの世界でもまれな「カース」。栗鼠のケムリ状の姿をしている。顔はカイマンの口の中にいる十字目の男、そしてカースと同じ。
煙ファミリーから抜け出し、自分を殺した十字目組織の犯人への復讐(ふくしゅう)に執念を燃やしています。
この4人についての解説を踏まえて、ここからは押さえておきたいカイマンのナゾ解きの流れについて紹介していきます。
3.押さえておきたいカイマンのナゾ解きの流れ
さらに口の中にいる男と同じ顔の「栗鼠」。ストーリーが長期にわたり、脱線もするので途中で混乱しちゃう。
そこで前述した4人と、恵比寿の設定「トカゲに変える魔法」「自分のケムリを売っていた」を踏まえて整理します。
混乱しちゃったナゾがつながり、答えが見えてきます。まずは「アイ」。
- 魔法使いになりたいアイは、魔法のケムリなどが混ざった有害なドロの廃物湖に飛び込む。
- 魔法使いになるための手術を受け成功。だが「物質を増幅する魔法」によって死亡。埋葬される。
- 埋葬された墓を掘り返したら、遺体がなかった。手術したカスカベはアイが魔法使いとして生きていると考える。
次は「会川」について。
- カイマンと同じガスマスク姿、体格も同じ巨漢で大食漢。カイマンの魔法が解けた後の顔と同じ。声もソックリ。
そして「壊」について。
- 顔立ちと体形は会川や魔法が解けたカイマンにソックリ。魔法使いを狩り「悪魔腫瘍」を集めている。
- カスカベによると、顔が「アイ」と似ている。
さらに「栗鼠」。
- 十字目組織の身内に殺される。カイマンの口の中にいる男や自身の魔法「カース」と顔が同じ。
ストーリーでは「アイ」=「会川」=「壊」であることを、張られた伏線でほのめかしているんです。
さらに栗鼠を襲った男=「カース」の力を求めた男=「壊」。発動した「カース」は、栗鼠を襲った男=「壊」を殺した。
「壊」は首のない状態でニカイドウに発見され、その後にトカゲ顔が再生し「カイマン」に。
要するに「カイマン」=「アイ」=「会川」=「壊」というわけです。
そしてカイマンら同一人物が、なぜ4人に分かれて行動しているのか?
なぜ「栗鼠」=「カース」がカイマンの口の中にいるのか?
さらに、なぜカイマンの顔がトカゲなのか?
ネタバレするのでこれ以上書きませんが、解説してきたことを押さえていくと答えが見えてきますよ。
そしてナゾ解きは16巻以降で展開されるストーリーを、ぜひお読みください。
まとめ・タイトル「ドロヘドロ」が持つ重要な意味
この記事を読めば世界観がわかります |
- ストーリーが展開される舞台の独特でカオスな設定
- クセが強くて強烈な個性を放つキャラクターの設定
- 押さえておきたいカイマンのナゾ解きの流れ
以上の3点について紹介、解説してきました。
「もともとのストーリーは何だっけ?という感じ。カオスすぎてわからなくなる」
「世界観がむずかしすぎる。途中で読むのを挫折(ざせつ)しました…」
そう悩む方は3つの基礎知識を踏まえて作品を読んでみてください。「こういうことだったのか」と納得&理解できますよ。
読んでない方、読みたい人には作品を理解するためのナビゲーターになります。
最後にタイトルについて。この記事を読んだ方は「ドロヘドロ」からホールの廃物湖をイメージすると思います。
魔法使いのケムリや死体、雨などがドロやヘドロになってたまっている。その湖底には、ほかにもひそんでいるモノがいるんです。
ネタバレするのでハッキリ書きませんが、理不尽に扱われ捨てられたモノたちの怒り、恨み。
これがストーリーに深く関わっている。まさにラスボス。「ドロヘドロ」は絶妙なタイトルなんです。
作品では、この記事で紹介したキャラ以外にも魅力的な人物がたくさん登場。ぜひ作品を読んで楽しんでください。
当ブログでは原作者・林田球さんが連載中の「大ダーク」も紹介。ぜひごらんください。
「大ダーク」シリアスなのに笑えるSFマンガが読みたい人にピッタリな3つの魅力
また時間を操る主人公が活躍するマンガも紹介しています。
人生をやり直し不幸な結末を変える主人公が泣ける「タイムリープ&スリップマンガ」3作品
「ドロヘドロ」のコミックスは装丁などがメチャ凝っている分、値段も1000円前後でお高め。
「まんが王国」や「ebookjapan」などのマンガストアの電子書籍版なら、会員登録すればお得な割引サービスがあります。
無料で作品の試し読みもできますよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿