![]() |
クローン人間は人気のテーマだ |
「神の領域」に関与する倫理観との葛藤と社会への影響がリアルすぎる
生物の体内から抽出した体細胞を科学的に増殖させて、その生物を複製する科学技術「クローン」。
技術的にたくさんの複製をつくることが可能で、絶滅の恐れがある動物や畜産などでの応用が期待されています。
ただ人間に対してクローン技術を使うことは倫理面で問題があり、法的にも規制されている状態です。
それだけに漫画や小説、映画などで「クローン人間」は人気のテーマ。
「神の領域」である生命に関与する倫理観や葛藤、社会に及ぼす影響がヒューマンドラマとして成立するからです。だから、
「クローン人間をテーマにした漫画って、ありますか?」
「クローンを題材にした漫画を探してます。オススメを教えて!」
「クローン人間が主人公のヒューマンドラマの作品ってありますか?」
なんて期待の声が多いんです。
そんな方たちにオススメしたいのが、船木涼介さんの作品で「覆面の羊」。
ひそかに誕生したクローン人間が社会で生きることで巻き起こるヒューマンドラマや社会的影響がリアルに描かれているからです。
この記事では「覆面の羊」がオススメな理由と作品が持つ魅力として、
- クローン人間を身近に感じさせるリアルな世界観
- クローン人間とひそかに生きざるをえない人々の葛藤
- クローン人間が心に抱える「自分自身」への苦悩
上記の3つの魅力について紹介&解説します。
この記事を読めば「覆面の羊」をオススメする理由や作品の特徴、作品に描かれている魅力的なヒューマンドラマについて分かります。
さらには実際に作品を手にして、ページを開きたくなりますよ。
※この記事ではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。
「覆面の羊」とは ⁉︎
★クローン人間をめぐるクライムサスペンス
「覆面の羊」の著者は船木涼介さん。第75回小学館新人コミック大賞(2014年)で佳作に入った実力派の作家さんです。
劇画タッチの絵柄で、ミステリアスな世界観を描く手法が特徴です。
そして「覆面の羊」は2019年に「WEB コミックガンマ」で連載。コミックスは全6巻が発売されています。
舞台は現代の日本。そして東京都内のある病院の地下施設。
この施設では、ひそかに依頼者の求めに応じてクローン人間がつくられている。
ただ、クローンの秘密を漏らした者は裏の実行部隊に処理され廃人と化してしまう。
この事実に気づき調査を進める情報屋の榊と、施設で育てられた謎の覆面少女・美月を中心にクライムサスペンスが展開します。
ハラハラドキドキのストーリーでは、クローン人間をめぐる当事者たちの心の葛藤や苦悶。
クローンが存在することで社会に及ぶ影響などが描かれて、リアル感が満載。それが読者へ刺さるんです。
★クローン技術って何 ⁉︎
そもそも「クローン」とは、遺伝的に同一な生物、細胞、遺伝子などを意味する言葉です。
そして「クローン技術」とは生物から抽出した体細胞の核移植などで、元になった生物の複製を生み出す技術。
この技術は多くの複製をつくることが可能で、絶滅の恐れがある生物の保護や畜産の面で期待が高まっています。
この技術によって1997年には世界初のクローン羊「ドリー」が誕生。以後も各国でさまざまな動物のクローンが生まれているとされています。
一方で人間のクローンについては、倫理的な問題があるとして各国で法的に規制されています。
だいたい、複製された人間を法的にどう扱うのか? そもそも正式な「人間」と認めるのか?
マスター(元)となった人の家族として扱うのか? 人権や社会的保障はどうするのか? 医学的・生理学的な欠陥や欠損はないのか?
倫理的な面はもちろん、社会としてどう対応するのか? さまざまな問題が発生することが予想される。そのため規制されるワケです。
そして「覆面の羊」は、これらの問題をストーリーに反映させることで「クローン人間」をよりリアルに感じることができる作品なんです。
1.クローン人間を身近に感じさせるリアルな世界観
★東京の病院の地下で…
前述した通り、舞台は東京都内にある病院の地下施設。
ここに「今は亡き大切な人を取り戻したい」と迷える人たちが、病院関係者に伴われて来るんです。
愛しい恋人、夫や妻。「あの人を取り戻せるなら、悪魔とでも契約する」。そんな異常ともいえる思念に取り憑かれた人たち。
そんな人たちが施設最下層に降りると、オリに入れられた犬や猫、ガラス容器の中の培養液に浮かぶ臓器のようなモノが並んでいる。
そしてガスマスクのような不気味な覆面をかぶった謎の女性が立っていて、自らを「案内人」(後述)と紹介するんです。
この「案内人」に従って書類に必要事項を記入すると、この日はここまで。1週間の「再考時間」を与えられます。
依頼者は「1秒でも早くあの人に会いたい!」と熱望するけど、その考えが変わる可能性がある。
何といっても、人間の複製をつくるのはトンデモないこと。後にいろいろな問題や影響が起こることは確実ですから。
そのための「再考時間」なワケです。そして1週間たっても考えが変わらない場合、正式に「契約」となります。
「契約」の際には、地下施設の存在を含め「契約」のことを外部に漏らさないように誓約させられる。
さらに亡き人の遺物=髪や爪などを「案内人」に渡し、契約書になつ印すると「契約」は完了。
そして約7カ月後、依頼者は会いたかった「今は亡き大切な人」と再会するワケです。
★秘密を漏らした者への制裁
地下施設で「今は亡き大切な人」と再会した依頼者たちは、その後にクローン人間との生活に入ります。
その生活では「契約」の前までに思い描いていた「幸せな日々」が戻り、満ち足りた時間を過ごせているのか?
おそらくは「こんなハズじゃなかった…」と後悔する人が多いようです。
何しろクローン人間は複製された人。社会的には「存在しない人」、すでに「亡くなった人」の複製なワケですから。
そのため、いろんなアツレキや不具合が発生するはず(後述)。
「こんなハズじゃなかった」と地下施設側にクレームを入れたり、「契約」の事実をヨソに漏らそうとする人もいる。
もし「契約」をヨソに漏らした場合、トンデモない社会問題になったり、警察や司法などから追及される可能性がメチャ高い。
だから施設側は、クローンに発信機を埋め込んで動向を監視している。
依頼者に不穏な動きがあれば「実行部隊」を使って、問題を起こした依頼者を拉致する。
そして脳への電気ショックなどで、依頼者のこれまでの「記憶」を消してしまうんです。
「記憶」を消された直後の依頼者は「0歳児」の扱い。というより「廃人」。自分では何もできない状態です。
オリの中に入れられ、クサリのかせをつけられて残りの人生を過ごしている。マジで哀れな末路…。
依頼者は正式な「契約」前に、「案内人」に施設内を案内されて説明を受けつつオリの前を通ります。
そして「0歳児」たちの哀れな姿を見せつけられ、秘密の保持を念押しされるんです。
現時点で全世界のクローン関係のニュースを見ると、「クローン人間」誕生の情報は見当たりません。
でも、実際に「人の複製」をつくる技術がある状況で、人間はその好奇心や誘惑に勝てるのか?
好奇心が勝ち、実際に手を下した研究者がいたら…。私たちの身近にも「複製」された人たちがいるかもしれない。
「覆面の羊」のエピソードは、そんなリアルを感じさせるんです。
![]() |
クローンはあなたの身近にいるかもしれない |
★恋人との「再会」を望んだ青年
「EPISODE.1〜3」では、愛する恋人・楓を亡くした青年・加藤壮輔が登場します。
2人の関係は両親が認め、いずれは結婚する間柄だったと思われます。
でも楓は若くして亡くなり、壮輔は彼女との「再会」を望み、地下施設を訪れるんです。
オリの中の「0歳児」は「一度は望みを叶えた人」=「得た人たち」である。「得た」ら終わりじゃなく、次は「失う」(後述)可能性が出てくる。その時にはこちらも火の粉が及ぶ。
「失う」リスクをかえりみず、壮輔は「契約」を交わして7カ月後に楓と「再会」します。
楓は幼児の状態だけど、壮輔と愛し合っていた頃の面影がある。
そして楓には成長促進剤が投与され、約8カ月後には「成人」に成長すると説明を受けます。
楓とのその後の人生がどうなるのか、不安の影をまといながら壮輔は彼女と施設から旅立ちます。
壮輔は施設へ行く前に楓の墓に参り、居合わせた彼女の両親に「新しい道を見つけた」と明かします。
「楓…、君は一生僕が守るから。あなたがいれば、他に何もいらない」
2.クローン人間とひそかに生きざるをえない人々の葛藤
★早く「成人」した大切な人と暮らしたい…
壮輔は、はたして楓を一生守り続けることはできるのか?
その後の姿は描かれていませんが、壮輔と楓の先行きを暗示させるエピソードがあります。
野村は元モデルで妻の複製を施設に依頼。複製は成功し、野村に引き渡された。野村は「成人」した妻と暮らしていたが、その妻は突然に皮膚や体がボロボロと崩れ出し死亡。パニックになった野村は現場をそのままにして逃亡。出社しない野村を心配した部下たちが自宅を訪れ、死体を発見。死体は警察が押収し、野村を重要参考人として行方を捜索し始めた。
警察も捜査を開始。死体を調べれば「複製」であることが発覚する可能性があり、施設側は捜査が及ぶことを恐れます。
施設側の分析では、野村は複製を早く「成人」にして、愛する人との失われた日々を取り戻したいという葛藤と欲望があった。
だから野村は成長促進剤を注入しすぎ、複製の体は耐えきれずに崩壊したー。
要するに幼児のままの妻の姿を物足りなく感じ、「早く成人させたい」という欲望が勝ってしまったんですね。
「こんなことになるなら、複製なんか頼むんじゃなかった」。そう後悔する野村は施設側のペナルティーを恐れ、逃亡したんです。
野村は生前の妻と自分しか知らないセカンドハウスに逃げ込むんですが、探知した施設側に拘束されて…。
1秒でも早く「大切な人」を取り戻したいという葛藤と欲望が、身を滅ぼしたワケです…。
★自分の後継者が欲しい
企業や会社の経営者の中には、自分の経営哲学や理念を受け継いだ後継者に恵まれないことに悩んでいる人が少なからずいます。
大手居酒屋チェーン「ダイコクチェーン」の経営者・大黒は、会社の後継者は自分の身内にしようと考えていた。47歳の今からクローンをつくれば、20年後には自分の遺伝子を受け継いだ後継者ができるはずだ。
息子は定職につかず遊んでいる。大黒は息子を「失敗作」と決めつけ、手切金を手渡して縁を切り、自分のクローンをつくろうと思ったんです。
でも息子は自分なりに成長しようと、友人たちに借金しながらショップを開こうと努力していました。
そんな中、息子は恨みを持つ友人に車でひかれる。命に別状はなかったが入院し眠り続ける。その姿を見た大黒は、息子の子ども時代を思い出します。
やがて大黒のクローンが完成。心の中で葛藤しつつ、大黒はひそかに都内のマンションで自身の後継者を育て始める。だが、妻にマンションを突き止められ「愛人を囲っているの?」と追及される。良心の呵責に苦しんだ大黒は、妻には真実を明かそうとメールを送る。その直後に施設側の実行部隊に拉致されてしまう…。
大黒が妻に送ったメールは「本当のことを話したい」という内容。クローンの存在自体については触れていませんでした。
でも施設側にメールの送信を探知され、「約束を守れなかった」と拉致されました。
実はこの施設では、クローンのほかにも依頼者の動向を常に監視している。だから依頼者が不穏な動きをしたら、すぐに探知できるんです。
そしてクローンの研究・生産を行う研究班、依頼者の監視などを行う諜報部、約束を破った依頼者を拘束する実行部隊。
そんなセクションがある巨大な組織なんです。
施設は設立されて38年がたち、その間に数多の研究者を招いてクローンES細胞の研究を進化させてきた。名前は明かせないが、ノーベル化学賞を受賞した研究者も一時的に研究チームに参加していたことがある。その成果で、施設はクローン人間をつくり上げることに成功した。
でも世界屈指の研究者を集めることができて、諜報部や実行部隊もお抱えにすることができる。
そんな組織を運営できる存在って何なの? ストーリーを読んでいて、そんな疑問が生じると思います。
一方で、「これって、国が関係してるんじゃない?」と国家的な陰謀のかおりを感じると思います。
ここで組織の正体を明かすのは控えますが、「国家的な陰謀のかおり」に気づいた方は、いい線いってます(笑)。
そして組織の正体は、ストーリーが進むにつれて判明していきます。
だからぜひ、作品をご覧ください。驚きの「事実」が明かされていきますよ。
3.クローン人間が心に抱える「自分自身」への苦悩
★親として娘を育てるクローンの苦悩
「覆面の羊」ではクローンと暮らす依頼者たちのほかにも、施設で誕生したクローン自身が葛藤する姿も描かれています。
キャバクラで店員として働いている加納は、アパートで幼い娘・小春と2人で暮らしている。ある日、小春が熱を出してしまう。娘を看病するため仕事を休むことを店に申し出たがクビになってしまった。加納はそんなことを繰り返していたが、愛する小春を心の支えにして厳しい日々を生きている。
就学年齢に至っているようだけど、通学はしていない。そして病気になっても病院に行くこともない。
何かワケがある…。ストーリーから考えると「施設で生まれたクローン ⁉︎」と思っちゃう。
でも、実は父親の加納がクローンだったんですね。
加納は、おそらく妻か恋人だった加納有希子の依頼によって施設で誕生。その後に有希子と暮らし始めたようです。
そして加納が「成人」して小春が誕生した。ところが有希子は家を出て行ってしまい、行方が分からなくなった。
加納によると、有希子は自分からクローンを欲しがったのに「最後はビビって逃げた」。
「小春は俺が一生育てる。小春がいなくなったら、俺には何も残らない」
でもクローンである加納には「戸籍」がない。社会的に存在していないから「身分証」や「保険証」もない。
「身分証」がないからしっかりした職業に就けない。病気になっても保険治療が受けられないから病院にも行けない。
クローンの娘である小春も、社会的な立場は同じように「存在していない」。
そんな2人がこの先、無事に、幸せに人生を送ることができるのか ⁉︎ そんな思いが渦巻く、クローン人間にまつわるエピソードなんです。
★クローンの存在に気づいた情報屋・榊
社会的に存在しないクローンとして、厳しい日々を送っている加納を救ったのが、このストーリーの主人公の1人である榊でした。
榊は裏社会に生きる情報屋。反社勢力をはじめ警察関係者などにもパイプを持ち、情報のやりとりをなりわいとしています。
榊はクローンの生産設備や「0歳児」のオリなどを徘徊しているうちに、組織の科学者・西に見つかる。榊は覆面を被った少女・美月にかくまわれる。そして美月の異常さ(後述)に気づき、彼女を連れて施設を脱出する。
美月とともに加納から境遇を聞いた榊は「アンタに娘を守ることができるのか」と、本人の現状を指摘。「俺は裏社会で仕事をしている」と明かし、加納が社会的に「存在できる」方法を提案する。
そして、榊自身の「人物設定」もめっちゃ興味がわいてくるほど上手いんです。
榊がなぜ裏社会に生きているのか、そして「情報屋」としての生い立ちなどもしっかりと描かれている。
だから、施設内で出会った美月と行動を共にすることを決意した理由がよく分かる。
このあたりも踏まえて、ぜひ作品を読んでいただきたいと思います。
![]() |
覆面をかぶる理由は何なのか⁉︎ |
★自分が何者なのか知りたいヒロイン
美月は小さなころから施設(組織)の人間に「美月さま」として大切に育てられた。成長してからは依頼者の窓口となる「案内人」の役割を与えられ、依頼者と会う際は顔を隠せと覆面をかぶらされている。美月は物心がついてから施設の外に出たことがなく、外部の人と話してみたくて榊をかくまった。
そして、施設でつくられたクローンの皮膚にはナンバー(数字)が記されている。そのナンバーが自分の体にも存在する。
自分が何者なのか知りたい。そんな思いから榊を助け、「外に連れ出してやる」という彼の提案を受けて施設から脱出します。
外の世界に飛び出した美月は、榊と依頼者を訪ねつつ自分探しもしていきます。
一方で、美月の正体のカギを握っていそうな人物たちも登場します。
「EPISODE.2」から登場する女優・桜井美幸と所属事務所の社長・和久井です。
2人は美幸が17歳のころから苦楽を共にしている間柄。人気女優と敏腕マネジャーとして芸能界で活躍しています。
一方で和久井は、組織の本拠地である病院施設に時おり顔を出し、院長とも話し込んだりしている。
さらにストーリーでは美幸の若い頃の写真が登場するんですが、写真の中の美幸と美月がうりふたつ…。
なぜ美月が施設内で覆面をかぶらされているのか、その理由が何となく分かってくる。
さまざまな伏線が示されるストーリーの終盤では、美月の正体に関する驚きの種明かしが展開されていきます。
ここから先は、ぜひ作品をご覧ください!
まとめ・ストーリーでいのちの大切さや社会のあり方を振り返る
![]() |
クローン羊ドリーから全てが始まった⁉︎ |
ここまで「覆面の羊」について紹介してきました。
そして、この作品がオススメな理由と特徴や魅力として、
- クローン人間を身近に感じさせるリアルな世界観
- クローン人間とひそかに生きざるをえない人々の葛藤
- クローン人間が心に抱える「自分自身」への苦悩
上記の3つの魅力について紹介&解説してきました。
「覆面の羊」では、クローン人間がひそかに社会に存在することで生じる社会的影響やヒューマンドラマがリアルに描かれています。
そしてこの記事を読んで、作品の特徴であるヒューマンドラマや社会的反応の描き方が秀逸なことが分かったと思います。だから、
「クローン人間をテーマにした漫画って、ありますか?」
「クローンを題材にした漫画を探してます。オススメを教えて!」
「クローン人間が主人公のヒューマンドラマの作品ってありますか?」
そんな方たちにはピッタリの作品なんです。ぜひ作品をご覧ください。
ストーリーを楽しめるのはもちろん、いのちの大切さや人間の尊厳、そして社会のあり方について振り返る機会にもなりますよ。
当ブログでは、ほかにも面白い作品を紹介しています。ぜひご覧ください。
「サイコドクター」心理学者が主人公でガチに面白いサイコサスペンスが読みたい人へ厳選5エピソード
「ブラック・ジャック」〝新作〟は面白い?内容は?AIと人間のコラボ作が教えてくれる3つの可能性
漫画版「日本沈没」現代の科学的知見で描く「大災害」の描写と人間ドラマがスゴすぎる傑作3つの魅力
この記事で紹介した作品を「すぐ読みたい」という方は、スマホなどにダウンロードすれば即読みできる電子書籍版がオススメ。
「ebookjapan」や「BOOK☆WALKER」などのブックストアなら無料で試し読みができますよ。

0 件のコメント:
コメントを投稿