「ダーウィン事変」ヒューマンジーの怖すぎる「現実感」「秘密」「陰謀論」3つの魅力を考察

2022年6月13日月曜日

マンガを楽しむ

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ヒューマンジーの驚異の物語が最高におもしろい

「むずかしそう」なストーリーが分かるナビゲーション

人間の父親とチンパンジーの母親から誕生した「ヒューマンジー」を描いたサスペンスアクション・マンガ。

ダーウィン事変


人間と動物のハーフの子どもが生まれたら、社会はどうなるのか?ハーフの子は、どんな人生を送ることになるのか?


あまりにも衝撃的なキャラクターと鋭すぎるストーリーが大評判。「マンガ大賞2022」で大賞に輝いた大作です。


それだけに、まだ作品を読んでいない人からは、


ダーウィン事変ってマンガ、おもしろいですか?


テーマやストーリーがスゴそうだけど、どんな感じですか?


なんて声がたくさん上がっているんです。


一方で「ストーリーが重そうでむずかしそう」という声もある。


結論をいうとこの作品、メチャおもしろいです。


ただ生物科学や動物愛護など科学的・社会的・時事的なテーマが盛り込まれていて、とっつきにくさがあります。


この記事では「ダーウィン事変」を楽しむためのナビゲーションとなる魅力を紹介。


  1. 「ヒューマンジー」というキャラの強烈で怖すぎる現実感
  2. 主人公やヒロインの見事すぎるキャラクター設定の秘密
  3. アヤシイ組織・権力者がうごめく陰謀論的な世界観のおもしろさ

上記の3つの魅力について解説します。


ダーウィン事変ってマンガ、おもしろいですか?


テーマやストーリーがスゴそうだけど、どんな感じですか?


ストーリーが重そうでむずかしそう


そう悩んでいる人は、記事を読めば「ダーウィン事変」のおもしろさが分かってナットク作品にハマってページを開きたくなりますよ。

どんな作品なの?


著者はうめざわしゅんさん。「月刊アフタヌーン」で2020年8月号から連載中。


コミックスは計6巻が発売中です(2023年11月23日時点)。


連載開始時から第1話の原稿を、営利目的以外なら自由(無料)に使用できる「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス」で提供。


作品を世に広めるための試みでしたが、出版業界では「画期的」と高い評価を得ています。


作品の評価はうなぎ登り。2022年3月の「第25回文化庁メディア芸術祭」マンガ部門で優秀賞


さらに2022年3月の「マンガ大賞2022」で大賞を受賞しました。


★あらすじ


主人公はチャーリー。人間の父親とチンパンジーの母親との間に生まれた「ヒューマンジー」の男の子です。


カリフォルニア州にあるストラルド生物科学研究所を動物解放同盟(ALA)が急襲し占拠。

ALAメンバーが流産しかけているチンパンジーを発見。研究所近くの動物病院に移送する。

ミズーリ州のコーンバーグ霊長類研究所が母子を保護。DNA配列とゲノム分析で子どもは人間とチンパンジーの交雑種と判明。

研究者によって「ヒューマンジー」とされた子は「チャーリー」と命名。ミズーリ州で人間の里親に育てられます。

義父バートは医師。義母のハンナは弁護士。2人はヴィーガンで優しく穏やかな人たち。

ヴィーガンは人間は動物を食べることなく生きるべきだーというヴィーガニズムに共感して生活する人たち。


肉や魚、ハチミツ、卵や乳製品。毛皮の服。動物園や水族館、動物実験など動物虐待につながるサービスを受けない。


ALAのような過激な動物解放運動のため、ヴィーガンの方たちにはいわれなき偏見があります。でも彼らは平和的な意識を持って生活しています。


2人に育てられたチャーリーも動物由来の食べ物は口にしません。


15歳になったチャーリーは地元の高校に編入。ヒロインの美少女ルーシーと出会います。

両親はチャーリーを「普通の人間」に育て、人間が持つ社会的権利を獲得するため奮闘。

チャーリーは優れた頭脳と身体能力があり、人間と会話もできる。誕生から15年後、チャーリーは州内の高校に編入。

高校の中庭で、ルーシーが木から降りられなくなった子猫を救おうとする。

枝が折れ、ルーシーと子猫が落下。チャーリーは校舎の窓から飛び出し、跳躍力と腕力を生かしてルーシーらを救う。

チャーリーの能力に学校中が驚き、救出場面が動画で拡散される。一方で、ニューヨークでALAの爆弾テロが発生。

犯行声明を出した組織の幹部はチャーリーの動画を発見。ヒューマンジーを仲間に迎えようと暗躍していく。

現代の社会・科学・倫理に衝撃を与えた「ヒューマンジー」チャーリー。

家族や友人、町の人、研究者。そしてALA、警察、米政府。それぞれの思惑と狙いが交錯してサスペンスストーリーが進行します。


1.「ヒューマンジー」というキャラの強烈で怖すぎる現実感


進化論では人間はチンパンジーから分かれて進化


人間とチンパンジーとの間で生まれた「ヒューマンジー」というキャラ設定。「ダーウィン事変」最大の特徴です。


チャーリーの「生物学的両親」の設定が実にスリリング。彼の能力の由来を説明する上で実にうまいんです。

父はストラルド研究所に勤務していた天才生物学者・グロスマン博士。

母はチンパンジーのエヴァ。彼女は知能が高く文字、記号を理解。モノを一瞬見るだけで理解する直観像記憶も人間以上。

抽象的な概念が分かり、2次方程式を解くなど計算もできる。詩人ワーズワースの作品が好きで自分でも詩を作ったほど。

グロスマン博士はエヴァの天才性に気づき、自分と彼女の遺伝子をゲノム編集技術で操作。チャーリーを誕生させた。

遺伝学的にいう「雑種強勢」が働き、チャーリーは人間を超える可能性がある頭脳とチンパンジーを超える身体能力を持っています。

禁断の科学技術で誕生した「ヒューマンジー」チャーリー。マンガのキャラとはいえシャレにならない現実感があるんです。


★1970年代に出現した「オリバーくん」と「猿の惑星」


「ダーウィン事変」では、米メディアが「ヒューマンジー」に対し「オリバーの再来か?」と報じるシーンが登場します。


私も作品の表紙を初めて見たとき「オリバーくん」が頭の中に浮かびました。


オリバーくんはコンゴで捕獲された「ナゾの類人猿」として1970年代の米国に登場。1976年に来日しました。


二足歩行し薄い頭髪。人間の女性が大好き。関係者は染色体の数が人間やチンパンジーと違うとも強調。


チンパンジーと人間のハーフ⁉︎」「ヒューマンジー」と大論争がボッ発。


その後にフツウのチンパンジーであることが発覚し、騒ぎは沈静化しました。


当時はオカルト全盛期。雪男みたいなUMA(未確認生物)がいるんじゃないか?という関心が社会的に高かった。


そこに「ヒューマンジー」オリバーくんが出現してブレークしたわけです。


ダーウィンの進化論に基づき、人間は類人猿と共通祖先を持ちチンパンジーから分かれて進化した。これが現代の定説。


人間は「万物の霊長(優れている)」。そんな共通した認識がある中、1968年にはSF映画「猿の惑星」が大ヒット。


未来の地球は人間レベルに進化した類人猿が君臨。愚かな戦争で衰退した人間を支配している


ショッキングな内容が話題になり、続編もたくさん制作されました。


そしてオリバーくんが出現。「類人猿には人間のように進化し、やがて人間を支配する可能性があるんじゃないか」。


「オリバーフィーバー」は、心の奥底に恐怖感を植え付ける現象でもあったんです。


類人猿にも人間レベルに進化する可能性があるのか?


★サルの脳に人間の遺伝子を移植する…


2019年3月。トンデモないニュースが世界を駆けめぐりました。


中国科学院昆明動物研究所と米ノースカロライナ大学の研究チームが研究論文を発表。

人間の遺伝子をサルの脳に移植したら、野生のサルと比べ認知機能が改善した。

発表された論文は、類人猿にも条件次第で人間のように進化する可能性があるーというもの。まさにショッキング。

中国側は人間の脳の起源を探り、類人猿と比べて人間の脳が特異である理由を探る目的だと主張しました。

でも「そんな手術、許されるのか⁉︎」と異論反論がフットウ。生命に関わり、倫理・宗教的な問題も含んでいますからね。


クローン(複製)に関しても〝神の領域〟に踏み入る行為とされている。人間のクローンは世界的にご法度です。


米国の科学者は前述した「猿の惑星」を例にして、類人猿の人間化は危険だと強調しています。


現在の遺伝子工学には〝神の領域〟に踏み込める高い技術がある。


だから研究者には「人間の遺伝子をいじるのはやめておこうね」という倫理観が求められているんです。


でも中には「何でもあり」な人がいる。功名に走る人もいる。


2018年11月。中国出身の研究者が、ゲノム編集で遺伝子を改変した受精卵からふたごの女の子が誕生したと発表。


実際に「倫理?上等!」と〝神の領域〟で仕事をしている人が存在するんです。


ダーウィンは進化論で、自然や環境に適応した種が生き残る「自然選択淘汰=とうた)説」を提唱しました。


「ダーウィン事変」では、天才科学者が自分とチンパンジーの遺伝子をゲノム編集してチャーリーが誕生。


「ヒューマンジー」はダーウィンの進化論から見れば異常事態。まさに「事変」です。


そして「どこかの国の研究者が同じコトをしてるんじゃないのか⁉︎」。


そう考えちゃう現実感と危うさ、怖さが作品の特徴の一つです。


2.主人公やヒロインの見事すぎるキャラクター設定の秘密

★主人公チャーリー


チャーリーは生物学者のグロスマン博士と高い知能のチンパンジー・エヴァ。〝2人の天才〟の子どもです。


チャーリーが「優れた頭脳と身体能力」を持っているのは、2人の優れた特徴を受け継いでいるから。


そして「雑種強勢」。遺伝的に異なる両親から生まれる交雑種ハイブリッド)の特徴で、両親の能力を超越します。


コミックスの第1話。チャーリーとルーシーが出会うシーン。あらすじでも登場しましたが、くわしく紹介します。

子猫を救うため木に登ったルーシー。乗った枝が折れて落下しそうになる。

3階の教室で目にしたチャーリーが窓からジャンプ。左腕で木の枝、右腕で子猫、左足でルーシーをつかみ救出。

目撃した学生は「チンパンジーでもあんな動きできない」「あんなことできる動物、地球上に存在しない」と驚く。

驚異的な跳躍力と腕・脚力。そして瞬時の判断力。

人間とチンパンジーの特性を受け継ぐだけじゃなく、「雑種強勢」で「人間とチンパンジー」を超えちゃってるんです。


★ヒューマンジーのトンデモない格闘術と思考法


「人間とチンパンジー」を超えたチャーリー。ステージが1段も2段も違うのは、身体能力だけじゃないんです。


頭脳、思考、論理。すべてが人間から数段シフトアップ。


チャーリーはルーシーと友だちになり、両親に報告。大喜びした両親がルーシーを自宅に招待します(第4、5話)


自宅をALAが襲撃。チャーリーを奪って組織の一員にするのが目的です(後述)。


襲撃者たちは元軍人で射撃の精度が高い。格闘術も一撃必殺レベル。でもチャーリーはトンデモない攻撃&防御力でたやすく撃退。

襲撃者が引き金を引くより速く動き、瞬殺。パンチ&蹴りの打撃は速くて重く、防御も完璧。

描写は抜群のスピード&力感。スローモーションのコマ割りも加えて〝瞬速〟効果がバッチリ。アクションでも楽しめるんです。

襲撃された後のチャーリーの推測・推理力がスゴい。

自宅周辺には捜査線が張られているため、襲撃者は近くに潜伏している。

襲撃者はケガの治療で抗生物質が必要。抗生物質を買える薬局は自宅近くでは1軒。そこを張れば襲撃者が現れる。

推察通り薬局に現れた襲撃者を尾行してアジトを突き止める。

襲撃者が覆面していたため顔は見ていないけど、チャーリーは歩き方を記憶。顔以上に特徴があるんだとか。

トンデモない推測力と洞察力。一方、思考面では人間を超えちゃってるところが怖い。


★潜在的な恐怖を感じさせる思考


ALAはニューヨークのレストランで爆弾テロを起こします。

米国の社会にはヴィーガンに偏見がありALAと同一視。チャーリーの高校でも議論がボッ発。

高校の友人は、ヴィーガンの両親と暮らすチャーリーにテロをどう考えているのか迫る(第2話)。

チャーリーは、こう返答します。

気づいたらヴィーガンとしての生活をしていて、変える理由が見つからない。

だから君たちは気兼ねなく肉や魚、人間でもなんでも食べればいい。

友人は「イカれてる」「人間が人間を食べるわけがない」と反論します。

なんで人間だけ殺して食べちゃだめなの? 苦痛や死を与えたくない理由なら神経系を持つ生物は全部当てはまる。

人間だけを特別にする理由があるの?

そう答えるチャーリーは、自分も含めて「すべての動物はただの1(ONE)」という考えを持っている。

チャーリーの言葉には、ヴィーガンに対する偏見を改めさせる強い響きがあります。

彼らは決して自分の主張を押し付けるつもりはない。それぞれが自分の信条の通りに生きることが大事だ、と。

そしてチャーリーの世界観。人間や動物、「ヒューマンジー」なんて区別はありません。

宇宙から地球を見れば、地上にいる人間も動物も一つの存在でしかない。

命を守るために社会的生物であるとされる人間とチンパンジーを超越した、チャーリーの思考法。


神様のような視点と考え方。「ヒューマンジー」の特徴でしょう。でも、彼の〝その次〟の考えを聞くのが怖い感じがします…。

★ルーシーは人間性を教える先生で盟友


頭の形はチンパンジー。顔には毛がなくツルン。チャーリーの顔はまさに人間とチンパンジーのミックス。


当初の設定は「CGで双方を合成させた顔」で怖かった。それでツルンとした顔にしてカワイさを出したそうです。


ただ、どんな事態が起きても表情は変わらない。喜怒哀楽もなく、目だけが異様な光を放っている。


「ヒューマンジー」の不気味さを漂わせるチャーリーに、〝人間〟を教えているのが友だちのルーシーです。


ルーシーは頭脳明晰で成績優秀。でも人とのコミュニケーションが苦手。


いつもジャケットのフードを被って周囲をシャットアウト。高校の仲間からは「陰キャ」扱いされています。


でも助けてくれたチャーリーは別。周りの友人とはかけ離れた存在。話すたびに興味が深まり、フードを外して語りかける。


グイグイと距離を縮めてくるルーシーに、チャーリーも好意を持っている。


義母ハンナは表情が変わらない息子の感情の変化に気づく。「なんだか楽しそう」。


チャーリーはさまざまなことを勉強していて、人間の感情については彼女との会話から確認&実践しているようです。


実はルーシー、人工授精で生まれたんです。母親がシングルマザーで「子供を作るのに男は必要じゃない」という主義。


気にしてない」。そういいつつ「自分はどこから来たのか」と心の奥底で〝アイデンティティ〟を探している。


チャーリーも遺伝子のゲノム編集で誕生。「自分はなんなのか?どうして生まれてきたのか」。ずっと考えている。


ともに〝自分探し〟をしている盟友。だから、ひかれ合う。第4巻では2人の恋愛要素も登場します。ぜひ作品をご覧ください。


3.アヤシイ組織・権力者がうごめく陰謀論的な世界観のおもしろさ

「ダーウィン事変」では、最近のニュースでよく目にする組織、事件をモデルにしたストーリーが描かれています。


米国や日本、各国でも起こりうる事例が多い。なぜ発生するのか?時事的な意味で原因や理由がすごく分かって勉強になる。


ストーリーで描かれる組織、事件が「ダーウィン事変」の世界観に陰謀論的な要素を加えてハラハラドキドキさせてくれるんです。


★ALA(動物解放同盟)


動物の犠牲で成立している全サービスから、動物を解放することが目的の組織・団体。目的達成のためなら過激な攻撃も辞さない。


モデルは、英米からテロ組織として認定されている実在の某過激派組織のようです。


チャーリーの実母エヴァを救った時点のALAは、動物実験が行われている研究所に侵入して動物を解放するレベルでした。


でもチャーリーが高校に編入した時期に合わせるように過激化


米ニューヨークのステーキレストランで爆弾テロを起こし、11人の死者を出す惨事を引き起こしました。


米連邦捜査局(FBI)が特定したALAのリーダーは2人。


レスリー・K・リップマンは元米陸軍の少佐。中東での戦闘で殊勲十字章を送られた人物。組織の戦闘面での指導者です。


そしてリヴェラ・ファイヤアーベント。ストーリーのキーマンの1人。ヤバい人物です。


ALA創設メンバーの1人。思想的なリーダー。柔らかな態度で知的な語り口。でも頭の中には陰謀が渦巻いている人。

ALAがエヴァを発見した際、メンバーに移送するように指示。チャーリーが成長すると組織に迎え入れようと暗躍。

方法は計算的で冷酷無比。チャーリーを引き込むには、孤立させることが有効だと両親やルーシーの命まで狙う。

さらにチャーリーの高校で銃の乱射事件を誘導。チャーリーの孤立感を深めようとします。

なぜチャーリーを狙うのか。


ALAからみて、チャーリーは動物たちの代弁者で人間と動物の架け橋。だから組織の一員、リーダーにしたい。


でもリヴェラの目的は〝ステージ〟が違う。

「僕の目的は、人間をもっと早く進ませることだよ」

「ヒューマンジーはダーウィンの価値転換を加速させるゲームチェンジャーだ」(第3巻)

人間が君臨するこの世界を作り替えることが目的のように感じます。

リヴェラの目的は個人的なものではなさそう。彼は何度か警察に身柄を拘束されるけど、訓練された兵士のように余裕で脱出。


背後に訓練をほどこした存在、ディープステート闇の政府)のような存在と陰謀のニオイがプンプンします。


★リナレス下院議員


チャーリーの両親を支援する有力議員。チャーリーが通う高校の出資者でもあります。


政治家になったのは、人間を含めたすべての動物のための権利と法律を打ち立てるため。そのカギを握るのがヒューマンジー。


チャーリーが社会的人間として生活できることを証明し、米国の市民権を獲得させる。それが第一歩というわけです。


でも権力者の背後には、さらに大いなる権力者が存在するのが世の常。


権力者は政治家だけじゃなく、目的達成のための財政的な支援ができる人もいます。


ALAを含め、チャーリーの背後にはさまざまなディープステートが暗躍し勢力争いをしているのか。


陰謀論的なワクワクする展開も「ダーウィン事変」では楽しめるんです。


まとめ・3つの魅力を踏まえて読めば作品にハマる


ヒューマンジーが現代社会に与える影響は?


ここまで「ダーウィン事変」を楽しむためのナビゲーションとなる魅力を紹介。


  1. 「ヒューマンジー」というキャラの強烈で怖すぎる現実感
  2. 主人公やヒロインの見事すぎるキャラクター設定の秘密
  3. アヤシイ組織・団体がうごめく陰謀論的な世界観のおもしろさ

上記の3つの魅力について解説してきました。


「ダーウィン事変」はヒューマンジーという生物学的なナゾが詰まった主人公が登場します。そのためマンガファンから、


ダーウィン事変ってマンガ、おもしろいですか?


テーマやストーリーがスゴそうだけど、どんな感じですか?


ストーリーが重そうでむずかしそう


なんて、読むのをためらっている人が少なくありません。


この記事で紹介した3つの魅力を踏まえて作品を読めば、ストーリーの内容とおもしろさが分かる絶対にハマります。


ぜひ作品を手に取って、ページを開いてみてください。


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