突然やってきた最悪のメール… |
Googleアドセンスから「広告配信を制限しました」メールが来たら
ブログを運営している人で、広告サービス「Googleアドセンス」を利用している方は多いと思います。
でも、ある日突然。Googleアドセンスから「お客様のAdSenseアカウントでの広告配信を制限しました」というメールが…。
そしてメールには「無効なトラフィックが検出されました」なんて文言が…。
「えっ⁉️ うそっ⁉︎」。あわてて自分のブログを開いたらアドセンス広告が消滅…。
しかも最近、この現象がブロガーの人たちの間で多発したんです。だから、
「広告が制限されました(涙)。どれくらいで制限が解除されますか?」
「配信制限のメールが来て『無効なトラフィック』だって…。原因は何が考えられますか?」
「広告制限されて20日以上たったけど解除されません。どうしたらいいの?」
なんて、インターネット上に悲鳴と悲嘆の声がたくさん上がっています。
ワタシも同じ現象に遭遇。原因や理由&解除方法を調べまくり、結論に至った解除方法を実践したら制限から5日目に広告が復活しました。
この記事では広告が制限される原因や理由、それを踏まえて実践した最速解除法についてまとめました。そして、
- アドセンス広告が配信制限される理由は2つある
- 「評価中のアカウント」と「無効なトラフィック」とは?
- 「無効なトラフィック」と判定された原因とそれを突き止める方法
- アドセンスの広告制限を最速で解除するための方法
- アドセンスの広告制限を防ぐための対策法
上記の「5つの基礎知識」を紹介&解説します。
この記事を読めば、アドセンスの広告制限と原因、その原因の突き止め方と最速の解除法が分かります。
さらに広告制限を防ぐための対策法も分かりますよ。
2023年6月末に多発した「アドセンス広告制限」について
右カラムにあったアドセンス広告が消滅… |
★ネット上には悲鳴と悲嘆の声
ワタシがこの記事を書くきっかけになったのは、2023年6月25日を皮切りに多発した「アドセンス広告制限」でした。
ワタシの場合は7月2日、Googleアドセンスから「お客様のAdSenseアカウントでの広告配信を制限しました」というメール(最初の写真)が着信。
驚いてメールを開くと「無効なトラフィックが検出されました」。何の意味かチンプンカンプン…。
何かヒントはないかとツイッターに「#アドセンス広告制限」でキーワード検索したら、悲鳴と悲嘆の声がズラリ。
自分だけじゃないんだ(苦笑)と気を取り直して、まずは「広告制限って何ぞや?」とGoogle先生に質問。
検索結果で並んだ記事をかたっぱしからチェック。配信制限される原因や理由と解除法などを調べまくりました。
そして自分なりに原因を特定し「これが有効だ」と思った解除法を実践したら、7月6日にアドセンスの広告が復活(感涙)。
「はあ〜よかった」と安堵しつつ、今後のためにも「広告制限を防ぐ対策方法はないのかな?」と再びネット上をチェック。
これから紹介&解説する「5つの基礎知識」にたどり着いたんです。
その後もツイッターをのぞいたら、制限が解除されず「どうしたらいいの?」というツイートがたくさんあふれている。
ワタシ自身も再び広告制限された場合の対処法&対策法の備忘録として、この記事をまとめようと思ったんです。
ここからは「5つの基礎知識」について、1つずつくわしく紹介&解説していきます。
1.アドセンスの広告配信制限の理由は2つある
アドセンスの「広告制限」の説明 |
★広告制限って何?
そもそもGoogleアドセンスはなぜ広告の配信を制限するんでしょうか?
Google では広告主、サイト運営者、ユーザーを詐欺や悪質な広告エクスペリエンスから保護する広告エコシステムの維持に努めています。
その調査結果によって広告の配信に制限を設けるケースがある、とのことです。
そして調査結果によって制限が設けられる理由は2つあるとも説明。
「評価中のアカウント」
「無効なトラフィックの問題」
この「2つの理由」のうち、どちらかが確認されたことで配信が制限されるそうです。
「2つの理由」のどちらかが確認された場合、自分のブログからアドセンス広告が掲載されなくなって画面は寂しくなる(涙)。
さらにGoogleアドセンスからショッキングなメールが来るワケです。
★配信制限される「2つの理由」
Googleアドセンスは「2つの理由」について、それぞれ説明しています。
【評価中のアカウント】自サイトのトラフィックの品質を評価する間、アカウントでの広告配信が一時的に制限されている。
【無効なトラフィック】アカウントで無効なトラフィックの問題が検出されたため配信が制限されている(ワタシのブログのケース)。
Googleアドセンスから送られてきたメールには、自分のサイトが配信制限されている「理由」が明記されています。
だから「2つの理由」のうち、どちらの「理由」なのか分かるんです。
Googleアドセンスによると、制限される期間は「30日未満」としていますが、「それ以上になる場合もあります」。
またGoogleアドセンスのホームページでは「2つの理由」について、それぞれの「対応策」も説明しています。
★「対応策」が分かりづらい
Googleアドセンスから送信されたメールには、「理由」を説明しているアドセンスのホームページへのリンクもつけられています。
そのページで配信制限の「対応策」を見ることができます。
配信制限されていることが判明した直後、ワタシもすぐにアドセンスのホームページにアクセスしました。
そしてホームページ上に記されている「理由」の説明と「対応策」をチェックしたんですが、ちょっと抽象的で分かりづらい。
そこでググりまくって検索結果で並んだ記事をフルチェック。ようやく「理由」と「対応策」を自分なりに理解しました。
2.「評価中のアカウント」と「無効なトラフィック」とは?
「2つの理由」を分析してみると |
★「評価中のアカウント」と判定された理由は?
自サイトのトラフィックの品質を評価する間、アカウントでの広告配信が一時的に制限されている。
「評価中」で制限されているほかのブロガーさんは、どう分析しているのか。ググってみたら、みなさん苦戦していて…。
広告クリック数の異常数値など、いろいろ調べているけど「異常がない」。
※具体的な調査内容は「無効なトラフィック」と同じなので後述します。
「コンテンツとオーディエンスの構築を続けましょう」「アカウントがプログラムポリシーに準拠するよう、事前に対策を講じることをおすすめいたします」
また「『評価中のアカウント』は無作為に選んでいる感じで『無効なトラフィック』のケースが圧倒的に多い」とのこと。
広告も「無効なトラフィックよりは配信されている」という声もあります。
収益は激減するけど「対応策」は制限が解除されるまで、ひたすらガマン。新規記事を書くほかないようです。
★圧倒的に多い「無効なトラフィック」
前述した通り、アドセンスから広告制限される理由は「無効なトラフィック」が多いようです。
「アカウントで無効なトラフィックの問題により現在制限されています」
①サイト運営者が自身のライブ広告をクリックして、クリック数やインプレッション数を増やすこと。
要するに自分のブログに掲載されている広告を自分でクリックしているということ。
②1人以上のユーザーが繰り返しクリックして、クリック数やインプレッション数を増やすこと
家族や友人に「クリックして」と頼んだり、特定の人が同じ広告を何度もクリックしたりしているということ。
③サイト運営者が自身の広告でのクリックを誘導すること。
広告のそばに「クリックお願いします」などと書いたり、ユーザーが誤ってクリックするように広告を配置すること。
④自動クリックツールやトラフィック ソース、ロボット、その他の不正な行為を行うソフトウェア。
文字通り、ツールを使って広告をクリックしているという意味です。
Googleアドセンスは広告の原則を「広告に対して純粋に興味を持ったユーザーによってクリックされるもの」と説明しています。
この原則に反するクリックが「無効なトラフィック」というワケです。
★原則に反するクリックに覚えがない
自分のブログに掲載されている広告を自分でクリックするのは、やっちゃいけない行為です。
Googleはしっかり見回っている上に、クリックしたのが誰なのかしっかり把握しているということ(恐るべし…)。
違反行為だから、ペナルティーを食らうのは仕方ありません。
でもワタシは意図的に自分で広告をクリックしたことはありません。
スマホなどで誤って広告に触ってしまうことはあるけど、すぐに「リターン」して広告が表示されないようにしています。
Googleアドセンスも、よくあることだとして違反クリックにはカウントしていないとされています。
それじゃあ、なぜ「無効なトラフィック」が発生したのか?
次項ではその原因と、その原因の突き止め方を紹介&解説します。
3.「無効なトラフィック」と判定された原因とそれを突き止める方法
「無効なトラフィック」判定の原因を突き止めろ |
★アドセンスが推奨する防止策
Googleアドセンスは「無効なトラフィックを防止する方法」として、「防止するヒント」を説明しています。
この「防止するヒント」が「無効なトラフィック」と判定される主原因そのものといえるので紹介します。
①広告トラフィックやサイト訪問者を把握する
通常以上にクリックされた広告がないか、特定のユーザーがクリックしていないかなどをチェックすることです。
最近では意図的にクリックして、ブログ運営者のアドセンスアカウントを停止させる「アドセンス狩り」が報告されています。
②信頼できない業者、質の悪い業者と提携しない
ブログやサイトへの訪問者を増やすサービスなどを行っている業者のこと。
トラフィック量を増やすためクリックロボットを使ったり、アクセスやクリックに報酬を支払う業者がいると指摘しています。
③自分のブログ、サイト内の広告を自分でクリックしない
Googleは広告に関心があったり、広告のURLを確認したいなどの場合でも自分で広告をクリックすることを禁じています。
さらに自サイトで自ら行った広告クリックをフィルタ処理して除外。収益を増やすなど意図的な場合はアカウントを無効にするそうです。
④広告の掲載方法を念入りに確認する
広告の掲載方法をカスタマイズすると、意図しない広告クリックが発生すると説明しています。
訪問ユーザーが誤ってクリックするような位置に広告を掲載していないか、しっかり確認しようということです。
「レポート」ページで作った折れ線グラフ |
★異常なクリックの突き止め方
アドセンスが推奨する防止策=原因のうち、②と④は業者との契約の有無やブログ画面で確認できます。
①と③に関しては、Googleアドセンスの自アカウントのホーム画面やGoogleアナリティクスから調べることができます。
手っ取り早くて簡単なのが、Googleアドセンスのホーム画面から調べる方法。
「異常なクリック」があった日を「今日」から「先月」まで洗い出すことができます。
- まずはGoogleアドセンスにログインします。
- ホーム画面の左側にある「レポート」をクリック。
- レポート画面の一番上の期間を選択(写真では「先月」を選択しています)。
- 「内訳」では「日付」を選択します。
- 「クリック数」と「クリック率(CTR)」を選択します。
- 画面上に作成された折れ線グラフが表示されます。
そして「クリック数」(青の線)と「クリック率」(緑の線)で、通常より高くなっている日が確認できます。
また折れ線グラフの下には「先月」のレポート表が作成されています。
この表には「先月」の「平均クリック数」や「平均クリック率」が表示されています。
折れ線グラフで確認した数値が通常より高い日の「クリック数」&「クリック率」と平均値を比較します。
すると「異常な数値」=「無効なトラフィック」が発生したと思われる日付が特定できるワケです。
折れ線グラフとレポート表は、自分で原因を調べた「証拠(根拠)」になるので、スクショを撮って保存してください(後述)。
★アナリティクスでは「地域」などが特定できる
Googleアナリティクスでは、さらにくわしいデータを表示することができます。
通常より数値が高い日にクリックが行われた「地域」や、設定次第でクリックした人の「IPアドレス」も特定できます。
ただワタシが遭遇したケースでは、アドセンスからのデータで問題が解決(制限解除)できました(後述)。
だから、ここではGoogleアナリティクスでのくわしい原因の突き止め方は省略します。
ただ広告制限が繰り返された場合、制限解除のために詳細なデータが必要になると思われます。
2023年7月から開始されたGoogleアナリティクス4とGoogleアドセンスを連携できていれば、詳細なデータが獲得できます。
ここまで「無効なトラフィック」の原因や突き止め方を紹介しましたが「評価中のアカウント」のケースでも使えます。
4.アドセンスの広告制限を最速で解除するための方法
「連絡フォーム」を活用しよう |
★「無効なクリックの連絡フォーム」
「無効なトラフィック」と判定された場合、広告配信の制限期間は「30日未満」とされています。
ただGoogleアドセンスに、前項で紹介した突き止め方で特定した原因を報告することで制限を早期に解除することができます。
Googleアドセンスの「無効なトラフィックを防止する方法」というページ。前述した「防止するヒント」のくだりで、
ヒントを実践した上で疑わしい操作が見られた場合、「Googleにお知らせください」という文言にリンクがついています。
「Googleにお知らせください」をクリックすると、「無効なクリックの連絡フォーム」というページに飛ぶんです。
「連絡フォーム」の各項目に調べた調査結果を記して送信。Googleアドセンスが受信すると内容を審査します。
ワタシの場合、2023年7月2日に配信制限がスタート。翌3日に連絡フォームを送信。3日後の6日に制限が解除されました。
ここからは「連絡フォーム」にワタシが調査結果を書き込んだ実例を紹介します。
★「無効なクリック」の日付&数値と平均値を比較したデータ
「連絡フォーム」の各項目ごとに説明していきます。
【お名前】Googleアドセンスに登録している自分の名前を打ち込みます。
【連絡先メールアドレス】アドセンスに登録したメルアドを入力。
【AdSenseパブリッシャーID】アドセンスからもらった「サイト運営者ID」を入力します。
【広告コードが表示されるURL】自分のブログのトップページのURLを記入します。
【トピック】「1つ選択してください」をクリックすると、2つ選択肢が出てきます。
「アカウントでの通常と異なるアクティビティを報告する」を選択します。
【クリック操作が発生した日時】自分が調べた「異常な数値」の日時を「2023年△月△日」という風に記入。
【クリック操作が無効であると判断した根拠を説明した段落】ワタシの場合、平均より多いクリックがあった日を報告。
「当ブログのクリック数の月平均は△回ですが、2023年6月26日は△回と通常より多い回数となりました」
「月平均と比べて異常な状態で無効なクリック操作と考えています」
こんな感じで記入しています。
最後の項目は、クリック操作したと思われる不審なIPアドレスや参照URLを記入します。
ワタシは「レポート」で作成した折れ線グラフとレポート表のスクショをURL化して貼り付け。URL化は「Googleドライブ」を使用しました。
Googleドライブを活用します |
★GoogleドライブでスクショをURL化する方法
まずはGoogleドライブの「新規」をクリックします。
- 「ファイルのアップロード」をクリックして、貼り付けたい(共有したい)スクショをクリック。アップロードが実行されます。
- 画面左の「最近使用したアイテム」をクリックして、メイン画面の一番上にある「スクショ」をクリック。
- 右場面に表れた「スクショ」の右端にある「その他の操作(‥マーク)」を押して「共有」をクリック。
- 「一般的なアクセス」の下の「制限つき」から「リンクを知っている全員」を選択。
- 「リンクをコピー」を押して「完了」をクリック。
コピペされたURLを「連絡フォーム」の最後の項目に貼り付けて「送信」をクリックすれば、報告は終了です。
★報告しないと「悪質」判定でアカウント無効も
ワタシの「連絡フォーム」の記載内容は、クリック操作されたと思われる日付とクリック数。そしてクリック数の月平均数だけ。
ほかのブロガーさんは、クリック率やGoogleアナリティクスを駆使して特定した「地域」や「IPアドレス」なども報告しています。
「クリック操作」と主張する「根拠」が多く、そして強ければ配信制限を解除することができると思います。
だから、アドセンスのレポートとアナリティクスを利用してデータを集めて報告することをお勧めします。
ただワタシのような記載内容でも制限から5日目で解除されるケースがある。そんな意味で記載の必要最小限の内容は、
①異常な数値の日付、②異常な数値=クリック数、③クリック数の平均数。この3点が入っていれば有効だと思います。
もう一ついえることは「連絡フォーム」での報告は絶対にやった方がいい!
ワタシの報告内容は正解である確信がなく、間違っているかもしれません。でも制限は解除されました。
ネット上の「広告制限」の投稿や記事を読むと、報告をせず放置した場合でも1カ月前後で制限解除されています。
ただ、解除された後に再び制限された場合、悪質としてアカウントが停止・無効化されるケースがあるそうです。
とにかく「事態を改善したい」という意思と姿勢をアピールすること! これに尽きます。
ただ、報告した日付に発生した収益は合計から引かれていましたが…。
5.アドセンスの広告制限を防ぐための対策法
衝撃の内容です! |
★絶対的な対策法は存在しない
広告制限を解除する方法に加えて、再び制限されることがないように対策を施すことも必要です。
特に必要なのが「異常なクリック」への対策。これまで説明してきた原因に加えて、いま問題となっている「アドセンス狩り」。
いつ、その猛威に襲われるか分かりません。
多くのブロガーの方たちは、対策としてプラグインの導入を勧めています。
ブログのテーマで「WordPress」を使っている方は、「Ad Invalid Click Protector」(AICP)が推奨されています。
「AICP」の効果は①一定時間内にクリックしたユーザーをブロック、②ブロックしたユーザー情報を管理できるーなど。
ただ、効果があるのはパソコンでブログにアクセスしてきた悪質ユーザーのみ。スマホなどからのアクセスには非対応…。
しかもアドセンスの自動広告にも対応していません。
また当ブログが使用しているブログサービス「Blogger」では、「WordPress」の「AICP」のようなプラグインはありません(涙)。
だから常にアドセンスやアナリティクスで、クリック数やクリック率を確認して異常の有無を確認する必要があります。
要するに「異常なクリック」への絶対的な対策は存在しないんです。
★「無効なトラフィック」の対象が広がった可能性
6月末に多発した「無効なトライフィック」への「広告制限」。
これに関してアドセンスのホームページ内にある「アドセンス コミュニティ」で、気になる記事が掲載されています。
アドセンスエキスパートの「greenpot」さんの「『広告配信が制限されました』について」。
この記事では「以下の点をご確認ください」として、原因と思われる6つのチェックポイントを紹介しています。
- 自身で記事のプレビューなどの際に広告を表示していないか
- ツイッターやインスタなどSNSで宣伝していないか
- 家族や友人・知人らで閲覧したりクリックなどをしていないか
- 広告を強調したり矢印(→)で指し示していないか
- ブログ村やブログランキングなどを指してクリックを誘導していないか
- 他のページを見させるような文言が入っていないか
これを見ると、アドセンス側の「無効なトラフィック」判定の対象が広がったように感じます。
特に1、2、5、6は「えっ、これが⁉︎」と驚く内容。でも今後の「広告制限」を防ぐ対策法のヒントだと思います。
ツイッターでの記事の告知はヤバいそうで… |
★ネット上でブログURLをさらさない
ここまで紹介した「広告制限」の原因では「自分でクリック」のほか、上記の3、4は説明しました。
一方の1、2、5、6は心当たりがありすぎ。どうすればいいか迷っていますが、とりあえず以下の対策をとっています。
【プレビュー画面で広告を表示していないか】更新した際などに、内容確認のため新規記事を表示させることがあります。
これが「無効なインプレッションを発生させた」と判定されるケースがあるようですが、まさかプレビューで…。
ただ「WordPress」ではプレビュー画面で広告を表示させない設定があるので、この問題はクリア可能。
「Blogger」のプレビュー画面では、もともとアドセンス広告が表示しない設定なので心配はありません。
【SNSで宣伝していないか】これが最もショッキングなこと!当ブログではアフィリエイトも掲載しています。
そのための集客方法として、ツイッターとフェイスブック(現在休止中)でURLをつけて記事を告知していました。
でもGoogleは「ユーザーが純粋な興味からクリックする」、SNSでのトラフィックは「純粋じゃない」というのが原則のようです。
またSNS上で「アドセンスの審査に合格しました!」「こんな収益が出ました!」と報告している方がいます。
これが反感を買い「アドセンス狩り」を誘発しているという指摘があります。
SNSまで「無効なトラフィック」の原因になるとは…。
そこで当ブログは、ありがたいことに訪問者がGoogle検索からが8割を占めているので、SNSでの告知は少なめにしています。
【ブログ村などでの誘導】多くのブロガーの方がブログ村やブログランキングに登録していると思います。
当ブログはブログコミュニティサイトには登録していませんが、「えっ、これもヤバイの⁉︎」という感じ。
でも、こちらは画面表示の仕方の問題だけに改善は簡単だと思います。
【他のページを見させる文言が入っていないか】正直いって、これは「?」という感じ。
ブログ記事では、その内容に近い関連記事のURLを添えるのが鉄則。ワタシも「こちらもご覧ください」と5記事を紹介しています。
Google自体も関連記事は「記事を孤立させない」手段として推奨。ブログやサイト内の回遊率も上がるからです。
だから「無効なトラフィック」の原因とされることに疑問を感じます。
ただ分量の問題かなと考え、記事内で紹介する関連記事は3本に減らしています。
「アドセンス狩り」の横行やアドセンスの判定対象が広がったと考えれば、この項で紹介した対策法は実践した方がいいと思います。
まとめ・「5つの基礎知識」を実践して広告制限を解除&防止
- アドセンス広告が配信制限される理由は2つある
- 「評価中のアカウント」と「無効なトラフィック」とは?
- 「無効なトラフィック」と判定された原因とそれを突き止める方法
- アドセンスの広告制限を最速で解除するための方法
- アドセンスの広告制限を防ぐための対策法
紹介&解説してきた上記の「5つの基礎知識」は、ワタシも広告制限されて調べた理由や原因をまとめたものです。
さらに解除方法も調べまくって結論に至ったもの。実践したら制限から5日目に広告が復活し効果も証明できています。だから、
「広告が制限されました(涙)。どれくらいで制限が解除されますか?」
「配信制限のメールが来て『無効なトラフィック』だって…。原因は何が考えられますか?」
「広告制限されて20日以上たったけど解除されません。どうしたらいいの?」
そんな方は、この記事でアドセンスの広告制限と原因やその突き止め方と最速解除法が分かったと思います。
また、現在はアドセンスの「無効なトラフィック」判定の対象が拡大したと思われる状況にあります。
この記事で紹介した広告の再制限を防ぐ対策法は絶対に有効だと思います。ぜひ、実践してみてください。
当ブログでは、ほかにもブログを楽しむための記事を紹介しています。ぜひご覧ください。
アドセンス合格後のブロガーに訪れる「やらなくちゃいけない」4つの試練と対処方法
アドセンス合格には記事のインデックス登録が必要「ブログ記事の書き方」4つの鉄則
Google AdSenseの審査に落ちまくり「改善点も試したのに」と悩む人が見逃しがちな4つの盲点
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