自作のマンガネーム! |
「少年ジャンプ+」の新サービスはメチャ便利で楽しい
「何か、いいアイキャッチ画像はないかな」
ブログを運営されている方なら、つねに気にしている課題ですよね。
アイキャッチには写真、イラストなどが使われます。
記事の内容にそった写真を自分で撮ったり、画像素材サイトで探したり。
そして「記事の内容に合った自分のマンガをアップできたらいいな」。
そう考えている人も多いと思います。
写真とはちょっと違う雰囲気が出て、アクセントにもなりますから。
何より記事の内容にマッチして補足もできる。オリジナリティーがあって最高です。
ただ、マンガを描くのはすご〜くむずかしい。
自作イラストをアップしているブログを見ると、絵心がない私はうらやましくて…。
そこで、見つけました! 自分が思い描くイメージをマンガにできるサービスを!
集英社「少年ジャンプ+」が提供しているスマホ向けウエブサービス。
その名は「World Maker β(ベータ)」。
絵が描けなくてもスマホでマンガネームが作れる。ツイッターで公開もできちゃうんです。
「World Maker β」の目的は、漫画家や原作者を目指す人たちへ作品公開の場を提供すること。それに新人の発掘。
でも、このサービスを知って、思いつきました。
「記事を読むことで何が解決できるのか」
ブログ記事の導入部で必要なこの説明を、マンガにしたら分かりやすいかも、と。
さっそく「World Maker β」を使って、できたマンガネームが記事トップのモノ。
どうです? 初めて作ったにしては、カタチにはなってるでしょ⁉︎
この記事では「World Maker β」の使い方。そしてブログでの活用法を自分の経験をもとに紹介、解説します。
「記事に合った自分オリジナルのマンガをアップしたい」
さらに「本文の導入部で必要な『お悩み』と『解決法』の提示を分かりやすく説明したい」。
そう考えている人は、ぜひお読みください。
絶対に参考になり、選択肢の一つになりますよ。
「World Maker β」とは
「World Maker β」のホーム画面 |
集英社の「少年ジャンプ+」が2021年9月22日に公開。マンガネーム制作のためのスマホ向けウエブサービスです。
スマホでサービスにアクセス。画面上でストーリーのあらすじ、セリフを書き込みます。
オススメのコマ割りが掲示され、キャラクターや背景、効果線、擬音などを選んでいくとマンガのネームが完成。
完成ネームは、連係しているツイッターにアップして公開することができるんです。
マンガネームとは、コマ割りやコマごとの構図、キャラクターの位置、セリフなどを大まかに表現したもの。
藤子不二雄さんの名作「まんが道」、原作・大場つぐみさん、作画・小畑健さんの「バクマン。」、松田奈緒子さんの「重版出来!」。
これらの作品で、ネームが登場します。
作家さんと編集者さんが作品の方向性を決める打ち合わせの際に、たたき台にしているのがネームです。
いわばマンガの設計図、ラフ。「World Maker β」で作れるんです。
あくまで設計図。完成品ではありません。
でも「World Maker β」では見本ネームが紹介されています。これをみて「味があっておもしろいな」。
そう感じ、さっそく試してみました。
1.まずは脚本を書こう
まずは「World Maker β」へスマホでアクセス。
完成ネームはツイッターで公開できます。公開したい人は、自分のツイッターアカウントを打ち込みログインしましょう。
「ネームをつくる」画面 |
- ログインしたら、ホーム画面下の「ネームをつくる」ボタンを押します。
- 続いて「新規でつくる」「お手本からつくる」のボタンが表れます。
「お手本からつくる」では、サービス側が用意した「お手本ネーム」をアレンジしてネームを作ることができます。
私は真っさらから作りたかったので「新規でつくる」をチョイスしました。
脚本を書く
「新規でつくる」ボタンを押すと「入力中の脚本」画面になります。
ここはコマごとに登場人物のセリフを入力します。
この画面では、1ページで6コマ。さらに2ページ、3ページと入力できます。
私は初めてだったので「1ページの6コママンガ」にしようと決定。
6コマならセリフは最低6つは必要。入力する前に、セリフを書き出しました。
- ブログにオリジナルの画像をアップしたいんだよなあ
- うーん、マンガが好きだから、マンガを使いたいな
- オレ、マンガを描いたことないんだよなあ
- キミにピッタリのサービスがあるワン!
- えっ! 何かあるの? 教えて⁉︎
- 「少年ジャンプ+」の「World Maker β 」ワン!
こんな感じで書き出した6つのセリフを、1コマずつ入力していきます。
脚本の入力画面 |
- 「ふきだし」ボタンを押して「コマ1」「コマ2」までセリフを入力。
- 「コマ3」からは「コマ分割」ボタンを押して、一コマずつ入力します。
- 「コマ3」ではアクセントをつけるため、「ナレーション」ボタンを押して「悩み深いブロガー…」のナレーションを入れてみました。
- 「コマ6」まで入力したら「保存」を押します。
脚本の保存ができたら、画面右上の矢印ボタンを押して「次に進む」を選択します。
2.絵を入れよう
各コマに「ふきだし」が入っています |
ページ画面に、各コマにセリフが入った「ふきだし」が表れます。
画面下の「コマ割りを変更」で、コマ割りを変えることができます。
続いて、登場キャラクターを決めて、各コマに絵を入れていきます。
- まずは主役キャラ。私は男の子を選択しました。
- 「次へ」を押して、ポーズを決めます。
- さらに「次へ」を押して顔の表情を選びます。
各コマで1〜3までの作業を行います。
登場キャラを決めていきます |
4コマ目と6コマ目には犬キャラを登場させました。ストーリーの流れにアクセントをつけようと思ったからです。
最初の「キャラを選択」で「いらすとや」を選び、検索で「犬」と打ち込むと、ワンちゃんのキャラ候補が出てきます。
そして、各コマのキャラの位置、ふきだしの場所を調整します。
キャラとふきだしの調整画面 |
- 画面のキャラに指で触れると、キャラが青い線で囲まれます。
- そして右下の4方向の矢印ボタンで位置を動かします。
- キャラを拡大・縮小したい場合は左下のボタンを押して調整。
- 位置、大きさが決まったら「完了」ボタンを押しましょう。
セリフのふきだしの位置、大きさもキャラと同じように調整します。
すべて終わったら「保存」をプッシュ。これでネームの完成!
ネームが完成! |
私は、完成ネームをブログ記事にのせてアップしたいので、スマホでスクショ。
「Google フォト」に保存しました。
ツイッターで完成ネームを公開する場合は、画面右上の矢印を押して、「次に進む」を選択。
作品情報の入力画面 |
「作品情報を入力」の各項目に必要なことを入力して、再び右上の矢印をプッシュ。
「公開する」の画面下「ツイートして公開」を押すと、完成ネームがツイッターでお披露目されます。
3・各コマに効果線や背景を入れよう
前述しましたが、完成ネームは初めてにしてはナカナカの出来ばえ(手前ミソですが)。
私がいいたいことを分かりやすく、伝えてくれています。
でも「World Maker β」では、各コマに背景や効果線、擬音も入れる機能があるんです。
それなら使ってみようか。
そして、この記事で最後の「まとめ」部分で伝えたいことを改めて説明するんだし、これもマンガネームにしてみよう。
そう思い、新たに6コマ用のセリフを書き出してみました。
- 「World Maker β」おもしろい! 便利だね!
- ブログで使うなら、こんなことも出来るニャン
- 本文の導入部で「お悩み」→「解決法」が分かりやすく説明できるね!
- 本文の最後の「まとめ」でも、伝えたいことが分かりやすく説明できるね
- なるほど! ホント、いいニャ〜!
- よ〜し! どんどんチャレンジしてみよう!
こんな感じで、再びコマ割りをしてセリフを入れていきました。
「まとめ」の主役キャラは女の子。サブキャラは猫ちゃんに決定。
導入部ネームと同じように、キャラ、ふきだしを調整して配置。
キャラと位置を決めた画面 |
効果線、集中線を決めていきます |
- 各コマに効果線を入れる場合は、画面下のボタン(上写真)から「効果」を選択。
- 「トーン」「集中線」の2項目(下写真)から好きなパターンを選び「完了」を押します。
- 背景を入れる場合は画面下ボタン(上写真)の「背景」を選択。
- 「日常」「ファンタジー」「汎用」「いらすとや」から好きなパターンを選び「完了」をプッシュ。
そして完成した「まとめネーム」がこれ。
まとめネームも完成! |
効果線や背景が入ると、さらにマンガらしくなりました!
まとめ・完成マンガじゃないけど、味わいがあっておもしろい
上のネームでも説明していますが、絵心のない私には「World Maker β」はホントに便利なサービス。
自分が思い描いたストーリー(導入部とまとめ)をオリジナルマンガで描き、記事にのせることができる。
最高です!
「本文の導入部で必要な『お悩み』と『解決法』の提示を分かりやすく説明したい」
「本文の最後の『まとめ』でも、伝えたいことを改めて分かりやすく説明したい」
この2つの課題をクリアできるんですから。
一方、「World Maker β」にはデメリットも感じました。
- 完成されたマンガではないので、キャラが真っ裸。絵が全体的にラフな感じ。
- 使用できるキャラの種類が少ない。
- ネームのため、カラーがつかず白黒。
とはいえ、マンガネームのサービスを使わせていただくのはありがたいことです。
現在は「β版」ということで、今後はさらにバージョンアップされていくと思います。
それに、絵自体はシンプルでかわいらしく、味がある。
それだけに伝えたいことが分かりやすく説明できていると感じました。
ただ、忘れちゃいけないことがあります。
「World Maker β」は、自分では描けないマンガや原作を描いてみたい、描いて発表してみたい、という人に向けたサービス。
そしてマンガ家、原作者を目指す人のための登竜門、ということ。
ブログを運営しつつ、マンガ家・原作者デビューを目指したい人は、本格的に「World Maker β」でネームを完成させてください。
そしてネームを公開して、マンガファン、出版社・編集者にアピールしてください。
「World Maker β」は、自分の好きな道を切り開く優秀で便利なツールです。
「World Maker β」をもっと使いこなすために、私もマンガの描き方を勉強してみようと思います!
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