「ROCA 吉川ロカ ストーリーライブ」4コマの天才いしいひさいちの青春ギャグストーリー3つの魅力

2023年8月24日木曜日

マンガを楽しむ

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4コマのレジェンドが描くストーリー漫画の魅力とは?

ファド歌手を目指す少女の成長する姿と心の揺れからあふれるサウダージ


4コマギャグの天才漫画家・いしいひさいちさんが刊行している最新の単行本が、漫画&出版関係者から称賛されています。


ROCA 吉川ロカ ストーリーライブ」(以下、ROCAー)。


2022年8月1日に自費出版された、4コマギャグが主体のいしい作品では珍しい「ストーリー漫画」です。


自費出版だから、作品の単行本は書店の棚にはほとんど並んでいません


それにもかかわらず人気が高く、2023年夏に電子書籍化され発売中です。


サブカル系雑誌やサイトなどでも取り上げられているだけに、漫画ファンからは、


本屋さんには置いていないから、どこで買えるのか教えてほしい


漫画家の人たちの間で評判がいいけど、どんなストーリーなの?


『ののちゃん』に出てくるキャラクターが主人公みたいだけど、面白い? 主人公が歌ってるファドって何なの?


そんな声がたくさん上がっています。


この記事では「ROCAー」のストーリー&登場キャラ作品の特徴などに魅力をチョイス。


  1. 4コマのレジェンドが描く女子高生の青春ギャグストーリー
  2. 人間の感情があふれまくるポルトガル民謡「ファド」
  3. 4コマギャグでつむぐ物語から押し寄せる「サウダージ」

上記の3つの魅力を紹介&解説します。


この記事を読めばナットク&マンゾク。作品の内容や特徴主人公が歌うファドやストーリーやキャラの魅力が分かります


さらに単行本の購入方法も紹介。だから作品を手にしてページを開きたくなりますよ。

「ROCA 吉川ロカ ストーリーライブ」ってどんな作品なの?

★代表作「ののちゃん」から独立した青春ストーリー


いしいさんは2023年8月現在、朝日新聞で「ののちゃん」を連載中です。


実は「ROCA ー」、「ののちゃん」に登場するキャラを使った〝連載内連載〟という形でストーリーが展開されていました。


ただ2012年に朝日新聞での連載内連載は終了。いしいさんは理由を自身の公式ホームページで、

朝日新聞のコアな読者には評判が悪かった


そう明かしています。「ののちゃん」の活躍が展開する連載で、読者は別キャラのストーリーに違和感を覚えたのかもしれません。

ただ主人公以外のキャラのストーリーが展開するのは、いしい作品の特徴でもあるんだけど…。


以後はストーリーを公式ホームページなどで発表。書き足したページを加えて2022年8月1日に自費出版されました。


★どこで買えるの?


「ROCA ー」は自費出版だけに、一般書店の棚には並んでいません。


紙の単行本は、いしいさんの公式ホームページ「(笑)いしい商店」の販売特設サイトで注文&購入ができます。


また、いしいさんが参加しているコミケなどでのイベントで発売されています。


自費出版ながら、作品の評価は上昇中。漫画家のとり・みきさんが自身の「X」(旧ツイッター)アカウントで、

間違いなくオールタイムのフェイバリットの1冊になる漫画を読みました。

とツイート。ほかの漫画家さんからも絶賛の声が上がりました。

さらにカルチャー誌「フリースタイル」の「THE BEST MANGA 2023 このマンガを読め!」で堂々の1位


こうした評価を受けて、2023年7月31日から「amazon」で電子書籍版が発売されています。


★登場キャラとあらすじ


物語の舞台は岡山県たまのの市。代表作「ののちゃん」の舞台でもあります。モデルはいしいさんの出身地、岡山県玉野市です。


主人公は、吉川ロカ露花)。たまのの市にある高校に通う女子高生。体は小さいけど声量があってファド歌手を目指す女の子。


そして、親友の柴島美乃。数年ほど留年している年上の同級生。ちょっと不良っぽいけど、キップがあって優しい女の子。


あらすじは、いしいさんいわく(単行本の序文)、

これは、ポルトガルの国民民謡「ファド」の歌手をめざす 

どうでもよい女の子がどうでも良からざる能力を見い出されて花開く、

というだけの都合のよいお話です。

「都合のよいお話」とはいいながら、「ROCA ー」はトンデモない作品!

地方で暮らす女子高生がファド歌手を目指して成長し、さまざまな経験に直面した心の揺れが描かれる青春ギャグストーリー


ここからは「ROCA ー」のトンデモない魅力について、紹介&解説します。


1.4コマのレジェンドが描く女子高生の青春ギャグストーリー


岡山県玉野市の市街地

★4コマオチの109話がつむぐストーリー


前述した通り、「ROCA ー」は4コマギャグのレジェンド・いしいさんとしては珍しいストーリー漫画です。


しかも、得意の4コマや8コマなどの1話ごとにオチをつけつつ、ちゃんとしたストーリーになっている。


1話ずつオチを楽しみながら、話が進むにつれて成長していくロカの姿も楽しめる


自身の特徴と実験的な要素をこめながら、全109話が1つのストーリーを成立させているんです。


そして、青春時代の不安感と期待感。やがて訪れる、もはやコドモではいられない〝オトナの事情〟と切ない別れ


読後には、たくさんの種類の感情が押し寄せてきてジ〜ンとする作品なんです(後述)。


★キャラの登場&紹介の仕方が秀逸


「ROCA ー」の各エピソードは、「ののちゃん」などで断片的に掲載されたモノ。


でも各話が収録された単行本では、流れるようにストーリーが展開します。


秀逸なのはロカと美乃が初登場し、2人の性格や特徴を紹介するエピソード。


NO.9(第9話)までに2人の人となりが理解できるんです。NO.1では美乃について一気に分かっちゃう。

教室の前で会った2人。美乃が「おまえ吉川だろう。おぼえているか」。

「生口さん」というロカに、美乃が「柴島だよ」とツッコミ。

ロカは一気に「海岸通りの連れ込まれた人が出てこんゆうウワサの商会の娘」

「わたしと同じで連絡船の沈没事故で親を亡くしてて」「高校1年生を何回もやらかしてる生口さんじゃないん?」

美乃は「そこまで知っとってまちがえるなよ!」。

コマの吹き出しは膨大になるけど、美乃の背景が分かって、しかも「沈没事故で親を亡くした」2人の境遇も分かる。

NO.2以降は大柄な美乃と小柄なロカが描かれ、デコボココンビが仲良くなっていく姿が展開。


そしてNO.6ではロカが進路希望で「どこでもいいから音楽科にもぐりこみたいです」と音楽家を目指していること。


NO.8ではロカがトンデモない声量の持ち主で、才能を見出した音楽の吉田先生ボイストレーニングが始まることが描かれています。


ストリートライブで腕と度胸を磨きます

★ストリートライブ


吉田先生のボイストレが始まると、ロカが持つポテンシャルが明かされていきます。


NO.12では、ロカの声の特徴を紹介しつつ、いしいギャグでは珍しい下ネタオチ。しかも8コマ展開で最高です。

吉田先生「ホント吉川さん、あなた、その細い体からよく出るわねえ、あんな太いコントラルトが」。

居合わせた美乃「出るって、おい ウンコのことか。吉田のババア、変態か」

ロカ「ちがうよ、コントラルト。声域のこと」

美乃は顔を赤くして「まあ! 精液」。ロカも顔を真っ赤にして「ちがいますッ」

ボイストレを受けつつ、ロカはさらに一歩踏み出します

NO.13で、ロカはストリートライブをやることを決意。美乃に打ち明けます。

美乃からは自分のおじいさんを通して商店街に話を通してもらうなどバックアップを受けつつ、自分の迷いも告白。

歌うのは好きなんだけど、聴く人によろこんでもらおうとしてない気がする。

吉田センセのレッスン以外、わたし学校いらないし、学校もわたしをいらないみたいだし。

わたしなんか人前で歌っていいのか。

目標に向かって突き進む若者の迷いや葛藤が吐露されつつ、1つ1つにオチがあって面白いんです。

ロカはバイト先のケーキ屋の通りでライブするファドのミュージシャンを見つけて、「ボーカルおひとつどうですか」と売り込みに成功。


バックミュージシャンを引き連れ、ついにストリートライブを決行。NO.18で、初めて自分がファドを歌うことを明かします。

ライブで、ロカは自分がポルトガル民謡のファドを歌っていると自己紹介。ファドについても説明。

「コインブラ・ポルトガルの4月」を熱唱したが、拍手を贈ってくれた観客はおばあさん1人。

「ファドのコブシを演歌とカンチガイしたおばあさんが1人しかおらん」と嘆く。

でも、おばあさんはファドに造詣がある人で「また寄してもらうで」。

観客がたった1人だったライブが、大きな変化をもたらすんです。

2.人の感情があふれまくるポルトガル民謡「ファド」



★「ファド」ってどんな音楽なの⁉️

ヒロインのロカが歌っている「ファド」。日本人にはあまりなじみがありません。


いったい、どんな音楽なんでしょうか? いしいさんによると、

ポルトガルの大衆民謡で「宿命」を意味する。

デリケートな小節まわしに特色があり、12弦のギターラの伴奏で歌われる。

とのこと。またウィキペディアでは1820年代にポルトガルで誕生したと説明しています。

12弦のポルトガルギターギターラ)の伴奏で、自分の人生や恋人・家族への想いなどを歌い上げたり。


自分が住む街を賛美したり、街のウワサ話を面白おかしく歌ったり。悲しげなメロディーあり、陽気な曲調もあり。


ギターラの12弦からは複雑だけど華麗なメロディーが流れ、これに合わせて歌も日本風にいうとコブシが効いています。


19世紀中盤に活躍したマリア・セヴェーラがファドの地位を確立したとされています。


現代の代表的な歌手は「ファドの女王アマリア・ロドリゲス、彼女の再来と評価されるマリーザ(上のYouTube画像)が有名です。


★ロカのモデルは?


でも4コマの天才は、なぜロカが熱唱する歌をファドにしたのか? 


答えは単純明快。いしいさんがファドを愛聴していたから


いしいさんはホームページの「あとがきに代えて」で、ファドと「ROCA ー」への思いを記しています。


さらに、ロカのモデルとなった2人の歌姫の名前を明かしているんです。


まずはロカの熱唱シーンのイメージとしてマリーザ。


そしてロックバンド「ガーネットクロウ」のボーカル・中村由利さんをあげています。


ちなみに名前のロカは、ポルトガルにあるヨーロッパ最先端とされる「ロカ岬」が由来のようです。


複雑な感情や思いがロカを突き動かす

★ロカ流ファドのオリジナル性


ロカは自分が目指す音楽「ファド」について、NO.18でこう語っています。

ブラックアフリカ、セラフィデムユダヤ(スペイン・ポルトガルに住んでいたユダヤ人)、そしてアラブ。

海洋国家ならではのマージナル(あやふやな境界)な、あらゆる枠からすこしズレた人の歌。

ロカは自分自身の解釈に加えて、自分が歌うメロディーに自身を投影させているイメージを感じます。

子どものころに親を事故で亡くし、アパートで暮らしながら学校へ通う境遇


アルバイトをしながらファドを練習し、親友の美乃の辛口な励ましを受けてファド歌手を目指す生活。


そんな自分の姿を投影させたロカのファドを、一番最初に評価したのが路上ライブで拍手を贈ったおばあさんでした。

それにしても若いのに なんちゅう深い暗いアルトじゃろか。

おばあさんは、高校生の女の子が歌い上げる人生が投影されたメロディーに驚いたんです。

郷愁、憧憬、思慕、切なさ。ポルトガルには人間の複雑で多彩な感情を表す「サウダージ」という言葉があります。


このサウダージこそファドという音楽の根源、そのもの。


ロカの歌にこめられた「サウダージ」。これがロカをファド歌手の道へ歩ませる原動力になっていると思います。


3.4コマギャグでつむぐ物語から押し寄せるサウダージ


瀬戸内海の連絡フェリー

★ストリートからライブハウスへ


路上ライブをきっかけに、ロカのライブの舞台は広がっていきます。瀬戸内海の連絡フェリーでは、なんと大トリ


責任重大と気合いを入れたら、実は船が到着した際の「長らくの御乗船ありがとう〜」のアナウンスまでのつなぎ。ガックリ。


ロカは観客がゼロでも30人でも変わらず歌い切る。美乃からほめられるけど「お客さんのために歌っていないのかも」。


そう葛藤しながらがんばっているロカに、手を差し伸べる人が出てくるんです。


路上ライブで拍手を贈ったおばあさん。実は商店街にある「キクチ食堂」のキクさん。


定休日に店でライブをやっていいと許可をくれたんです。その代わりに出前を手伝え、と。


NO.29の店でのライブ。ロカはテーブル上のコップの水をふるわす声量を披露。


アルゼンチンの歌手、メルセデス・ソーサの伝説にちなんだエピソードです。


NO.36では路上でのワンマンライブを実行。

関係者から「今日は声が通っていたね」とほめられ、「音楽の先生に声楽のレッスンを受けて声が前に出るようになった」。

関係者は「ひと目で分かる」「そこのフォークデュオもそっちのブルーグラスも追っ払っちゃった」。

ロカの実力と魅力、評判が各方面へ拡散されていくんです。

★スカウトに認められる


ライブで評判を上げていくロカに、ライブハウスFMラジオから声がかかります。


さらにはサインを求めるファンも増えてきた。NO.50での路上ライブでは、

ロカは「吉川露花」と漢字だけのサインをする。

美乃は「みっともねえサインだな。小学校の持ち物に名前を書きましょうじゃねえぞ」。

ロカは「でもすごく評判がいいんだよ」とロリコン男に差し出された上履きにサイン。

上履きを頭にゴリゴリして喜ぶ男を見て、美乃は「変態だ」。

ライブハウスやラジオでのパフォーマンスはさらに評判を呼び、ついに音楽事務所からスカウトがやってくるんです。

NO.6162では、ロカのおじさんとスカウトが交渉。ロカの音楽の血の秘密が明かされます。

スカウトはロカが高校生であることを考慮し、事務所入り後の育成プログラムや学業支援など条件を提示する。

おじさんは、ロカの亡くなった母親が無国籍音楽のバンドをやっていたと明かす。

ロカのリズム感は胎教が理由かもしれない。歌うたいの血が騒ぐのは止められない。


おじさんはロカの事務所入りを認めるんです。ちょっとジーンとさせる内容ですが、そのオチが最高。ぜひ作品をご覧ください。


ロカはさまざまな思いを胸にファド歌手として突き進む

★心の葛藤、感謝、別れ…サウダージがあふれ出す


ロカは芸能事務所入りして、プロデビューを果たします。事務所側はロカを音楽関係者に引き合わせ、売り出し戦略を練っていきます。


でもNO.76では、出会った音楽関係者たちのあふれる才能にタジタジ。

ロカは美乃に電話で「もういやだ。あとからあとから天才が出てくるよ。わたしなんかダメだ」と愚痴をこぼす。

美乃は「ウルセーな。かってに泣いてろッ」。

厳しい返事ばかりだけど、ロカは美乃の声に励まされる。だから「もすもす(凹んだときのもしもし)」とまた電話したら「ばか」。

でも美乃の声を聞くと「うーしッ」と気合いが入る。


プロとしてやっていけるのか。自分がちっぽけに感じる。美乃の声は、ロカの不安劣等感を吹き飛ばす安心装置なんです。


ロカはステージでアガってしまい、自分のことを「わし」と方言が飛び出して怒られたり。


それでも圧倒的な歌唱力が認められて、人気も評価も上がっていく。


さらにはファド界で権威のある「サラザール賞」にノミネートされるんです。


商店街の路上から旅立ったロカは、これまでとは違う世界に突き進んでいく。故郷のころとは違う自分になっている。


そんな親友のために美乃は決心します。NO.106で、ロカにメールを送信。

潮時だと思う。ウチはヤバイ筋だから、いずれ問題になる。まだ間に合う。オレとかいなかったことにしろ。

もう連絡するな。じゃあな。

美乃の申し出に、ロカは「ゴメンナサイ」。ただ、そう謝るしかなかった…。

ファド歌手として突き進むゆえに生じる心の葛藤感謝切ない別れ…。さまざまな感情が交錯する、まさにサウダージ

その集大成が最終エピソードのNO.109。なんともいえない切なさや寂しさ、人の悲しさを感じさせる名シーンです。


ぜひ作品で読んでいただきたい1ページです。


まとめ・ストーリーでファドのテーマ「サウダージ」を味わえる


ストーリーはファドのライブそのもの

ここまで「ROCA 吉川ロカ ストーリーライブ」について説明してきました。


そして作品が持つ魅力をピックアップ。


  1. 4コマのレジェンドが描く女子高生の青春ギャグストーリー
  2. 人間の感情があふれまくるポルトガル民謡「ファド」
  3. 4コマギャグでつむぐ物語から押し寄せる「サウダージ」

上記の3つの魅力を紹介&解説してきました。


この記事を読めば作品の内容や特徴、ストーリーやキャラの魅力が理解できます。


また、自費出版である単行本の購入方法も分かったと思います。だから、


本屋さんには置いていないから、どこで買えるのか教えてほしい


漫画家の人たちの間で評判がいいけど、どんなストーリーなの?


『ののちゃん』に出てくるキャラクターが主人公みたいだけど、面白い? それにファドって何なの?


なんて方はナットクマンゾク疑問が解消できて、さらに作品のページを開きたくなったと思います。


「ROCAー」という作品のすごさは、日本人になじみが少ないポルトガル民謡ファドをストーリーで体感できること。


前述したようにファドには、郷愁、憧憬、思慕、切なさといった人間の複雑で多彩な感情が込められています。


そんな複雑でひとことでは言い表せない感情を、ポルトガルではサウダージと呼んでいる。


いしいさんは、ロカが成長する姿と心の模様を描くことでサウダージを表現ファドの根源を教えてくれているんです。


ストーリーを読むことでファドの真髄が分かり、味わうことができる。しかもとびきりの4コマギャグを楽しみながら…。


4コマギャグの天才漫画家が描いた青春ギャグストーリー。ぜひお読みください。


心の底から笑えて、泣けて、楽しむことができますよ。

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ROCA: 吉川ロカ ストーリーライブ

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