初めてのMac。Windowsユーザーが未知の世界を楽しみました |
大苦戦の向こう側には新しい発見があった
ブログ作業はスマホでも可能。写真の加工や広告の貼り付けなどはヒジョーにメンドくさい。
PCでの作業がおもしろくなってきたので「このままじゃマズい…」。
というわけで、ずっと使ってみたかった「MacBooK Air」を初めて購入、ブログ戦線に投入しました。
そして新しい相棒が到着。梱包をといてワクワク、ドキドキしながらセッティング。
でも初期設定の段階から、さまざまな問題や壁に遭遇、大苦戦。
なんとか初期設定はできましたが、もっとも悩んだ高い壁は以下の3つ。
- 初期設定で、Apple IDでサインインできない
- 最初のIOSアップデートでダウンロードができない
- Windowsとはキーボードの使い方が違う
自分は記憶力が落ち、もの覚えも悪くなり始めている〝オーバー50〟。ブログ作業をする上で、WindowsとMacの勝手の違いはホント大変。
インターネット上や自分の周辺でも、
「Macを使ってみたいけど、むずかしいかな」
「WindowsマシンとMacで、キーはどう違うんだろう」
なんて同じ声がチラホラ。でも3つの壁を突破したら、Macの機能は便利。使いやすくて、メチャ楽しい!
要するに3つの壁をクリアできれば、すぐにMacを楽しむことができるんです。
この記事では、自分が上記の3つの壁を突破した方法を解説します。
備忘録としても、くわしく書いていきます。
自分のように「むずかしそうだけどMacを使ってみたい」という人は、お役に立てるのでぜひお読みください。
ちなみに、この記事は初めてMacを使用して書き上げました。
ブログ継続のため〝オーバー50〟が初めてのMacに参戦
Macを選んだのは、ずっと使っているiPhoneの簡単でシンプルな使用感に「Macも使いやすいんだろうな」と思ったから。
Macには興味があったんですが、キーの使い方の違いや予算の都合などで二の足を踏み続け「Windowsでいいか」と。
でも愛用していたPCが逝ってしまい「これを機会にチャレンジしてみっか」と、決断したんです。
1.初期設定で、Apple IDでサインインできない
初期設定の画面。言語などを選択していましたが… |
そんな経緯で初めて手にしたMac。薄いボディのシンプルなデザインで「いいなあ」と喜びつつ、まずは初期設定しようと初起動。
でも、ニヤけていた顔はすぐ凍りつきました。
まず使用する言語として「日本語」を選び、使うWiFiのパスワードを入力。ここまでは問題なかったんですが、
「Apple IDとパスワードでサインイン」で困惑。
何度もIDとパスワードを入力しても、エラーになってしまう…。
初期設定でいきなりつまづき、ショックで頭を抱える
「IDとパスワードは合ってるのに、どうして?」。困惑して頭を抱えました。
Google検索で強制終了の仕方を調べ、電源を長押し。再起動して初期設定をリスタートしても同じ結果。
ショックが大きすぎて、エラー表示のウインドーの写真を撮り忘れたほど。
不安がうずまく一方で、「こういう時は冷静に、Google先生に聞いてみよう」。そこで「MacBooK 初期設定 サインインできない」で検索。
たくさん記事が表示されましたが、参考にさせていただいたのが、
「寝ながら投資」さんの「5分で解決!Mac初期設定でApple IDサインインができないときの対処法」という記事です。
サインイン画面には「後で設定」との項目がある。記事によると、初期設定を終えてから「システム環境設定」でサインインしよう、と。
さっそくサインインをスキップして残りの設定を終了。再トライしました。
- 使えるようになったMacの画面左上のりんごマークを押して「システム環境設定」を開き、「iCloud」を選択。
- 出てきた画面にApple IDとパスワードを入力する。
- 自分のiPhoneに「サインインが要求されました。許可しますか?」とのメッセージが到着。
- 許可すると、iPhoneに6ケタの数字(確認コード)が出現。
- PCにも表れたiCloudのコード入力画面に数字を打ち込み、さらに出てきたパスワード画面で入力。
残りの諸設定を終えると、無事にサインインが終了。思わず「ああ、よかった!初期設定ができた…」とつぶやいてしまいました。
無事に初期設定を終了。よかった〜! |
記事によると、エラーが出た原因は、Apple IDで使っている二段階認証のようです。
たしかにiPhoneでiCloudにサインインする際にやっている確認コードの入力と同じ。
でも初Macだったので、これに遭遇したことに気がつきませんでした。
iPhoneなどのユーザーの方がMacを買い換える際に遭遇する現象でもあるようです。
自分のようなMacビギナーや、久しぶりに買い換える方は、
- 初期設定でのApple IDサインインは「後で設定」と選択。
- 設定終了後、「システム環境設定」からApple IDを設定。
この2点に注意すれば、スムーズに初期設定ができますよ!
2.最初のIOSアップデートでダウンロードができない
初期設定が終わると、MacはmacOS「Big Sur」のインストールを求めてきました。セキュリティー強化に必要なので、即実行です。
「システム環境設定」から歯車アイコン「ソフトウエアアップデート」を選択。表れた画面の指示通り、ダウンロードを開始。
でも、途中で「ダウンロードできませんでした」「ダウンロード中にエラーが起きました」という画面が出現。
「んんっ⁉︎」。イヤな予感を覚えつつ、同じ設定作業を繰り返しても、結果は同じ。「なんなんだ⁉︎」。
なにしろPCの心臓部、OSのアップデートだから実行しないわけにはいかない。
「何か邪魔してるアプリがあるのかな」。知識がないなりに確認したけど、わからない。
初期設定に続くつまづきで、またもや助けを求めたのがGoogle先生。
「mac OS アップデートできない」と打ち込んでググると、Appleサポートの記事がズラリ。
一番シンプルで分かりやすかったのが、
「HAKOLOG」さんの「mac OSをアップデートできないときの対処法|App Storeからアップデートで解決」という記事でした。
App Storeからmac OSをダウンロードする
App Store画面のBig Sur |
- 画面左上のりんごマークを押して「App Store」を選択。
- 検索画面に「mac OS」と打ち込む。
- 「Big Sur」がヒットするので、これを選択してダウンロード。
- ダウンロードしたらインストールする。
インストールは約30分ほどで終了。おかげで無事にアップデートできました。ホッ…。
無事にインストールできました! |
記事によると、原因は不明。「Big Sur 11.2」以降はアップデートできない現象が報告されているよう。
でも、この現象以降は「システム環境設定」からアップデートできているそうです。
実際、自分のMacもこの現象以降は「システム環境設定」からアップデートできてます。
Macビギナーや買い替えた方は、この現象に遭遇する可能性は高いと思います。
もし直面したら「App Storeからアップデートする」をお試しください。
3.Windowsとはキーボードの使い方が違う
ここからはブログ記事を作成した際に、自分が感じたことです。
Macのキーボードで、基本的なキーの配列はWindowsマシンとほぼ同じ。
下にタッチパッド(Macはトラックパッド)もあり、ブログ記事を書く上では支障ありません。
ただ決定的に違うのは、
- 削除キーは「Delete」がなく「Back Space」だけ
- トラックパッドに左右のクリックボタンがない
- コピー&ペーストのやり方が違う
- スクリーンショットの撮り方、トリミングの方法が違う
おおまかに以上の4つ。この違いを解消する方法は、Windowsでも利用していたショートカットキーです。
Winマシンとは使うキーが違うので、覚える必要があります。
1.削除キー
Macの場合、削除キーは文章の右から後退しながら文字を消していく「Back Space」キーだけ。左から消していく「Delete」キーがありません。
自分は「Delete」派なので戸惑いました。でも「Delete」として使えるショートカットキーがあるんです。
Macの削除キーは「Back Space」だけです |
- 「 control」+「D」キー。消したい文字の左にカーソルを合わせる。
- 「 control」を押してから「D」キーを押すと「Dlete」のように文字を消せる。
最初は「Back Space」ばかり使ってましたが、ショートカットキーに慣れてくると、併用できるようになりました。
2.トラックパッドに左右のクリックボタンがない
Macのトラックパッドにはクリックボタンがないかわりに、パッド自体でクリックする仕組み。
- クリックは指1本でパッドを軽く叩くか、押す。
- 右クリックは指2本で押すと「コピー」や「貼り付け」の画面が表れます。
このパッドでは、指2本で上下にスワイプするとスクロールができ、画面を拡大したいときは指2本で軽く叩く。
スマホの画面操作みたいなことができます。
3.コピー&ペーストのやり方が違う
Winマシンでは、文字をコピーする場合、パッドの左クリックボタンを押しながら右手の指でドラッグしつつコピー範囲を指定します。
でもMacのパッドにボタンはない。「どうやって指定するんだろう?」。
実はまったく同じなんです。
- コピーしたい文章の最初にカーソルを合わせて、左手の指1本でパッドをクリック。
- 左側をクリックしたまま、右手の指で指定する範囲までドラッグする。
- または「⇧」(シフト)キーを押しながら「▷」「◁」「△」「▽」キーを押して範囲を指定する。
どうです、同じでしょ?指定した文字をコピーする場合は、
- 「command」キーを押しながら「c」を押す。
- 貼り付ける場所にカーソルを合わせ「command」を押しながら「v」を押す。
これでコピペ終了。指定した文字を切り取る場合は「command」と「x」を押すか「Back Space」を押せばOK。
4.スクリーンショットの撮り方、トリミングの方法が違う
Macのスクショの撮り方は、 Winマシンと同じくショートカットキーを使います。
画面全体を撮る場合は「⇧」+「command」+「3」を同時に長押し。「パシャッ」と音がすれば撮影完了。
画面の一部分を撮る場合は、
- 「⇧」+「command」+「4」を同時に長押しする。
- 十字形のカーソルが表れて、左手の指でパッドを押しながら、右手の指で上下左右にドラッグする。
- 〝アミ〟のようなものが広がるので、これで撮影範囲を選択する。
両方の指を離すと「パシャッ」と音がして、撮影した部分のサムネイルが画面右端に出現。
画面の右端にサムネイルが出ればスクショは完了 |
まとめ・Macは操作に慣れてくれば、奥深くておもしろい!
Winユーザーの自分がMacデビューで悩んだ3つの壁と突破方法を説明してきました。
初期設定、アップデート、操作デビューと悪戦苦闘しました。
ここまで書くうちに操作に慣れ、いろいろ試せるようになった。使用感はWinマシンと変わりません。
「使ってみたいけどむずかしいかな」と悩んでいる人は、3つの壁の突破方法が有効です。
知っていれば自分のようにいきなりつまづかず、すぐにMacを使えます。
自分のような〝オーバー50〟のオッサンでも、キーの使い方もスムーズになる。まさに「習うより慣れろ」。
Bloggerの編集画面。初Macでバッチリ記事作成ができました |
実際に記事作成で使ってみて感じたのは、Macの奥深い使用感です。
Winマシンでは英文字に変える場合「英数」キーを使います。
Macでは「ライブ変換」機能があって、文字を打ち込んだ際は誤変換してもすぐに自動で正しく変換される。
これが実にラク。
トラックパッドも、ここまで説明してきた以外にも機能がたくさんあります。
複数のデスクトップを使っている場合は、パッドを指3本で左右にスワイプするとデスクトップを切り替えられたり。
キーにふれればふれるほど、新しい発見が連続するんです。
「Macを使ってみたい」という方やWinユーザーの方は、Macを試してみてください。
それほど違和感がないことに気づき、両方のデバイスの個性もわかって、ホントおもしろいですよ!
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