科学は超常現象を解明できる! |
研究者による科学的アプローチの内容と成果が面白すぎる
幽霊や魂の離脱体験、呪いといった心霊現象。さらには透視、テレパシー、予知能力などの超能力(サイキック)。
人間にとって最も不可解で恐ろしくて、でも真実を知りたい「超常現象」。オカルト大好きなワタシもメチャ知りたいうちの一人です。
超常現象の「真実」を解明するには、なんといっても科学的なアプローチが必要です。
ところが今にいたるまで「超常現象を科学的に解明した!」なんてニュースは見たことも聞いたこともない。
オカルトファンからは「超常現象を研究している科学者っているの?」なんて声が聞こえてきます。
物理学や超心理学などの見地から超常現象を研究している学者さんって、いるんです。
ただ研究・アプローチの内容や成果がはっきり聞こえてこないだけ。だから、
「科学者が心霊や超能力について仮説を立てて、科学的にアプローチしている事例が分かる本ってないの?」
「超常現象の科学的な研究成果を紹介している本を探しています!」
そんな声がたくさんあるんです。
この記事では、学者さんたちが科学的な見地から不可解な現象を検証し成果をあげていることが分かる「超常現象の研究本」をチョイス。
- 超常現象 科学者たちの挑戦(著者・NHKスペシャル取材班)
- 「超常現象」を本気で科学する(著者・石川幹人さん)
- 最新科学とスピリチュアル(著者・久慈直登さん)
上記の3作品を紹介&解説します。
3作品は科学者たちが超常現象へ科学的にアプローチしている研究内容や成果を、分かりやすく報告&解説していてメチャ面白い!
この記事を読めば、学者さんたちが超常現象をどう解釈して真実の解明に挑んでいるのかもよく分かります。
さらに3作品のページを開いて内容を楽しみたくなりますよ。
3作品をチョイスした理由
超常現象に迫る科学のメスがめちゃ面白い |
★衝撃的だったNHKスペシャル
ワタシがこの記事で紹介する3作品を読むようになったきっかけは、テレビでNHKの特集番組を視聴して驚いたから。
驚いた番組のタイトルは「超常現象 科学者たちの挑戦」。2014年に放送され、この記事で紹介する本も出版されました。
これまでの〝超常現象の研究〟って、ひたすらオカルトチックに不可解な現象を紹介して「怖い怖い」を連発している感じ。
現象が起きた理由や原因の検証についてもモヤモヤって感じで「目に見えなくても不可思議な現象は存在する」の一本ヤリ。
科学者による〝超常現象の解明〟も、専門にしている科学分野の知見で分析するだけで現象を確かめず「超常現象は誤解や偶然」と否定するだけ。
まさに否定ありき。超常現象を信じている人を小バカにしてる感じでした。
そうじゃないんだよ。科学者が超常現象に立ち会ってデータを取ったりして、不可思議な現象に迫っている事例や研究成果が知りたい。
そう渇望していたところ、NHKスペシャルの内容はまさにソレ。メチャ面白くて続きが見たくなり、読みたくなりました。
★3作品で超常現象研究の流れが分かる
NHKスペシャルで触発されて、「もっとほかに本はないの?」と探しまくってたどり着いたのが「『超常現象』を本気で科学する」。
超心理学の見地から心霊現象や超能力にアプローチしていて、人間が持つ能力の可能性の面白さが分かって大興奮しました。
さらに科学的アプローチの進み具合や新しい成果が紹介されている本を探したんだけど、これがなかなかないんです。
まあ科学というのは、実験&分析と解析を積み重ねていくもの。一朝一夕に成果なんて出ないことは分かってます。
でも途中経過は知りたい。NHK番組が放送された2014年から相当の年月がすぎてるんだから、多少は成果もあるんじゃない?
そう思いつつ本を物色して見つけたのが「最新科学とスピリチュアル」。最新の物理学でアプローチした成果や事例が詰まっていました。
3作品が発表された順番は新しい本から「3・2・1」の順番なんですが、この記事では古い作品から紹介する形をとっています。
そうすることで超常現象への科学的アプローチの歴史が分かり、最新の研究内容や成果を知る楽しみが味わえるからです。
次項からは作品を1つずつ紹介&解説していきます。
1.超常現象 科学者たちの挑戦
★NHKが超常現象の検証に挑んだ異色作
「超常現象 科学者たちの挑戦」は、2014年3月に刊行。
2014年1月にNHKで放送されたザ・プレミアム「超常現象」と同3月放送の「超常現象 科学者たちの挑戦」がベース。
2つの番組を企画・制作したNHKスペシャル取材班によって記されました。
NHKといえばお硬いイメージ。当時は、科学とは真逆とされた超常現象はほぼ扱わず否定的なスタンス(今もね ⁉︎)。
それだけに番組が放送されるや「あのNHKが!」と大反響を巻き起こしました。
大反響の理由はそれだけじゃなくて、番組の内容がメチャ面白いこと。
番組のテーマは主に❶心霊現象❷超能力ーの2つ。そして科学がどうアプローチしているのか。
まず❶の心霊現象では、
- 「幽霊」が出現時に発生するとされる自然環境の変化の科学者による分析
- 「死後の世界」を垣間見た人々や検証している科学者へのインタビュー
- 過去生の記憶がある「生まれ変わり」した人物と検証する科学者へのインタビュー
さらに❷の超能力では、
- ユリ・ゲラーら超能力者によるスプーン曲げなど能力の科学者による分析の経緯
- 米国やソ連(現ロシア)の超能力スパイの存在と元スパイの能力の検証
- テレパシー現象についてと能力者(被験者)の間で起きる脳の同期現象
- 大勢の人が集まるイベントに設置した乱数発生器の共鳴現象
いずれも内容がめっちゃ濃い!
映像では主に米・英の科学者が登場。超常現象の現場で科学的データの収集や実験を実践している姿が記録されています。
その姿が衝撃的でメッチャ興奮! この番組の内容が本でも楽しめるわけです。
★幽霊が出没する英国の古城での調査に同行
❶心霊現象では、超常現象の解明を試みる英国のSPR(心霊科学協会)の調査に取材班が同行したエピソードが秀逸。
SPRは19世紀に設立。超常現象を科学的に研究する機関として世界中に知られています。
過去を含めた会員の研究者たちもすごい顔ぶれ。ノーベル物理学・医学生理学賞の受賞者が11人(取材当時)!
さらにかつてはフロイトやユングら心理学者や、コナン・ドイルやアンリ・ベルクソンら文豪や哲学者も名を連ねていたほど。
「あの街で幽霊が出た!」と聞くや、バリバリの科学者たちが最新の調査・検査機器をひっさげて現場に出動するんです。
取材班は、英国の古城に出没する幽霊の科学的調査に向かう研究チームに同行します。
古城は南ウェールズにある「最も幽霊に憑かれた城」マーガム城。
ハンチング帽の男の幽霊が冷気とともに出現。物が動いたり金属的な音が響いたり、オレンジ色の光も出現する。
そんな奇怪な城に、調査チームは温度計、電磁場メーター、低周波音収録機など18種類の最新科学機器を設置して張り込み。
調査チームから提供された異変発生時のデータを取材班は日本に持ち帰り、大阪バイオサイエンス研究所に分析を依頼。研究所ではマーガム城で発生した謎の「冷気」に注目。その原因を生物が持つ危機を感知する生存本能による可能性を指摘。
英国の古城には幽霊がつきもの⁉︎ |
★テレパシー現象と人の意識の検証
❷の超能力では、米ワシントン大学医学部によるテレパシー現象の科学的検証のエピソードがメチャ面白いんです。
同医学部ではテレパシーの正体を、MRI(磁気共鳴装置)で脳の活動を精密に計測することで解き明かそうとしています。
取材班が立ち会った実験では、一方の人の脳が刺激を受けると、刺激を受けていないもう1人の脳活動も変化した。人の脳には空間を超えてほかの人とつながる、何らかの仕組みがある。
「バーニングマン」は砂漠の一角に7万人もの人が集結して1週間を過ごすイベント。
始まりはヒッピーたちが集まるお祭り。最終日の夜には大きな人形を燃やしてクライマックスを迎えます。
その現場に科学者が乱数発生装置を持ち込み、数値の変化を計測したんです。
★砂漠のイベントで計測された驚異の数値
乱数装置はランダムに乱数を発生させるもの。イベントのクライマックスで人形が焼かれる際に計測すると、発生する乱数に偏りが生じたんです。
研究者の考えでは「人間の意識には目に見えない未知のパワーがある」。さらに「意識と超能力の間には何らかの関係があるのではないか」。
量子はこの世で最も小さな存在。あらゆるものの源。最新の物理学では量子の不可思議さを研究しています。
要するに、超常現象は量子論で解明できるのではないかーということ。
くわしい内容は作品にゆずるとともに、量子論を元にした研究の成果については後述します。
「超常現象 科学者たちの挑戦」は、科学が超常現象を真っ向否定せず解明に向けた成果をあげていることを教えてくれるんです。
2.「超常現象」を本気で科学する
★超心理学者の研究成果がスゴすぎる!
「『超常現象』を本気で科学する」は2014年5月に刊行。著者は石川幹人さん。
明治大学情報コミュニケーション学部の学部長さん。日本の超心理学の第一人者。前項で紹介したNHK番組にも出演されています。
この番組を見てガゼン「科学の超常現象へのアプローチ」に刺激されたワタシは、関連する本を探していました。
大好きな星野之宣さんの漫画で超常現象をテーマにした「レインマン」について、ブログに記事を書くため参考書を探して見つけたのがこの本。
本書は「新潮選書」で値段もお手ごろ。入門書的なイメージがありますが、トンデモなく中身が濃い!
石川さんは科学者として超常現象には懐疑的なスタンス。でもただ否定するんじゃなく実験や検証で確かめようというスタイル。
だから海外の超心理学者たちの研究・実験の内容と成果をたくさん紹介していて、コーフンしながらあっという間に読了しちゃうほど。
ワタシが最も感心したのが、米国の超心理学者による「予感実験」。
人間には迫っている危険を感知する能力「予感」があることを実証した実験です。
この実験については当ブログで紹介している、
「私が見た未来」的中した大災害の予知夢や「2025年7月」の新予言が分かる4つの解説&考察
上記の記事でくわしく紹介しているので、ぜひご覧ください。ここからは当ブログで未紹介の面白い考察や実験などを説明します。
★心霊現象は生物の生き抜くための能力がもたらす
石川さんは「お化けを見た」とか「心霊写真」などの幽霊目撃体験について、心理学や超心理学での認知学の視点で解説しています。
例えば林の中や壁に「人の顔が写っている」なんて心霊写真があります。
厳しい生存競争で生き抜くため、生物には自分を狙っている敵をいち早く察知するための能力がある。自分の視界にある風景の中に「敵の顔」を見つける能力。これが「木の節」や「壁のシミ」から「顔」を認知する。「恐怖感」も生物が生き残るために必要な危険回避の機能。恐怖を素早く感じることで敵=恐怖の対象の襲撃を避けられる。
石川さんは霊感商法などで悪用される「怖い幽霊」を排除して、社会的意味のある「明るい幽霊」を見い出そうと主張します。
例えば「悪さをするとお天道さまのバチがあたる」。ある種の精霊的な存在が、社会の倫理的な規範になっている事例です。
人が守るべき社会的倫理を「精霊」が支えているのなら、それは社会的に意味のある「明るい幽霊」ではないのかーというワケ。
人は起きている時と深い眠りにある時は、体が動くスイッチがオン。夢を見る浅い眠りではオフになっている。夢見でオン状態だと、夢の内容次第で外に出歩いたりする(夢遊病)危険がある。夢見が終わってから体はオンになるが、覚醒状態に入ってもオフのままの時があり、これが金縛り状態といえる。幽体離脱や臨死体験などは、金縛り状態で見る「ある種の夢」=「特殊な夢」。
抱えている悩みを解決できない状況にある人の「無意識」が、ご先祖さまや神さまの姿を借りて助言を送ったと解釈できる。
「明るい幽霊」や「金縛り」などの現象は、人の精神状態に根差した「幽霊体験の精神状態」によるものというワケ。
「幽霊体験の精神状態」=人の意識(無意識)が超常現象を解くカギであると持論を展開します。
★超能力の解明は心霊現象も解き明かす
石川さんは超心理学では透視やテレパシー、念力など超能力を専門に研究し、超能力と意識状態の関係を調べていると説明しています。
その関係を調べる実験で有名なのがカードによる透視実験。カードに記された形を透視であてる「ESPカード」による実験です。
そして「ESPカード」を起点にさまざまな実験に広がり、社会的に有効な成果の実例を紹介。
心霊現象は超能力現象の一種と仮定していて、超能力を解き明かすことで心霊現象も解明できる。例えばポルターガイスト現象。悪霊がイスを動かしたりモノを飛ばしているんじゃなく、人の意識が物理現象を起こしている。
「人の意識」=「悩み」を解決したら、ポルターガイスト現象がおさまったという事例を紹介しています。
そして「人の意識」の中でも「意識のコントロールを離れた無意識が幽霊の正体」とも考えられるーと力説しています。
この考察のくわしい内容は作品でお読みください。メチャ納得できるんです。
ワタシがこの本で魅かれたのは、超常現象を社会的に意義・有効であるかどうかを見極める必要があるーという主張です。
幽霊や超能力が「ある・ない」という論争ではなく、社会的に役立つかどうか研究・実証しよう。
その結果、社会に有意義なものであれば利用してもいいんじゃないか。まさに、おっしゃる通りだと思います。
この本では、超心理学者たちが超常現象の社会的有意性を確かめるべく行っている実証実験の例がたくさん紹介されています。
実験のいずれもが面白くて「ここまで分かっているのか」と驚きます。ぜひ作品をご覧になって楽しんでみてください。
3.最新科学とスピリチュアル
★「科学者たちの挑戦」の〝続き〟がわかる
「最新科学とスピリチュアル」は2020年8月に刊行。著者は久慈直登さん。
ここまで紹介した2作品を読んで、ワタシは超常現象を解明するカギと感じた物理学の量子論と超心理学の無意識に興味が爆上がり。
この2つのカギに関連する本を物色しました。アマゾンなどで書名を流し見していて目に止まったのが「最新科学とスピリチュアル」。
副題の「AI・量子力学と大発明家たちのひらめきの謎」にビビッときた(笑)。
さらに著者の久慈さんは、元本田技研(ホンダ)の知的財産本部長。現在は日本知的財産協会の専務理事。
常に最新科学にふれている知財のスペシャリストであると同時に、スピリチュアルにも造詣が深い人とのこと。
それじゃと本のページを開いてみたら、超常現象に迫っている最新科学(量子論)の成果がたくさん紹介されていてビックリ!
「ホントに量子論が幽霊の正体や超能力のメカニズムを解明するんじゃないか ⁉︎ 」。ワクワク感で一気に読了してしまいました(苦笑)。
この作品では主に4つのテーマを展開。
- 最新科学が今どのように進んでいるのか。
- 最新科学の成果がスピリチュアル(超常現象)の理解にどう役立つのか。
- 過去の大発明家たちのスピリチュアル的なひらめきについて。
- スピリチュアルの世界の紹介。
4テーマのうち、2がめっちゃ面白いんです。
★量子の不思議な振る舞い自体が超常現象
ワタシは根っからの文系オヤジ。高校時代から理系はスルー(苦笑)。
それでも量子論はめっちゃ興味津々。文系でも分かるように優しく説明してくれている「量子論本」を愛読しています。
ハマっている理由は量子の特徴と不可思議な振る舞い。超常現象そのものだから。
まず量子は粒子であり、波でもある。「なんじゃそれ?」って感じですが、粒子として観測すると波で出現し、その逆にもなる。
「ここにいるんじゃね?」と観測したら、違うところにいたり。世界(宇宙)を構成する全空間(全次元)に出入りできる。
過去、現在、未来と時間も飛び越えて行き来する自由なヤツなんだそうです。
さらに「量子もつれ」。2つの量子に特別な結びつきができると、両者がどんなに離れていても互いの状況が同時に分かるというモノ。
そして片方に変化が生じると、もう一方も同時に同じ変化をする。地球と月くらい離れていても、同時に変化する。
この性質を利用して片方に情報をのせると一方にも同時に情報が届く。「量子テレポーテーション」という現象。メチャ不思議!
「量子もつれ」は2022年のノーベル物理学賞に輝いた科学者たちが実験で実証。情報技術への応用が進んでいるんです。
久慈さんは、世界(宇宙)のあらゆるものは量子が集まって構成されていて、物質や生物そして人間も例外じゃない。
だから体内で量子が超常現象のような振る舞いをしていて、超常現象の正体は量子の振る舞いなんじゃないのか?
この指摘、考察こそワタシが知りたかったことなんです。
コマドリは量子もつれを利用している |
★量子論が示す超常現象の正体
生物の体内で量子が行っている超常現象的な振る舞い。久慈さんが一例として紹介しているのが、渡り鳥であるコマドリの能力。
渡り鳥については昔から「どうやって正確に目的地へ飛んでいるんだろう?」と、メカニズムについて研究がされていました。
そして体内(脳内)に地球の磁場を感知する機能があると推測されていました。
最近の研究で詳細が分かり、コマドリが「量子もつれ」を利用していることが判明。
コマドリの目の網膜にある量子が、目的地の磁場の量子を感知して飛んでいる。数学的モデルで実証されているんです。
鳥が「量子もつれ」を利用しているなら、人間も利用していないワケがない。
量子に絡み合いという現象(量子もつれ)があり、その量子に情報が付随している。量子に付随する情報に、人間が超意識(無意識)下でアクセスしている。
- テレパシーや透視、予知能力など超能力は対象者に存在する量子とつながって、相手の量子から情報を獲得してるんじゃないか。
- 心霊現象は、幽霊が出現する場所に残った量子とつながり、残留した量子の情報(幽霊の記憶)を獲得しているんじゃないか。
久慈さんはこの本で量子論とスピリチュアルの関連性も紹介しています。この内容が面白くてワタシ的考察にどストライク!
だから「超常現象を解明するカギ」として、量子論への期待値が爆上がりしてるんです。
★興味のある方はスピリチュアルも
久慈さんは、米国の科学者による実験で有力企業の経営者が直感=超能力に優れている傾向があるとのレポートを紹介しています。
ビジネスの舞台では、経営者の直感による経営判断(決断)が求められているのが理由なのだそうです。
さらに天才的な科学者や大発明家たちのひらめきも、経営者と同様の直感によるものという考察もされています。
相対性理論のアインシュタイン。発明王エジソン。中世の天才レオナルド・ダ・ヴィンチ。
さらにはアップルの創業者スティーブ・ジョブズ。
天才たちのスピリチュアル的なエピソードが紹介されていて、かなり面白いです。
久慈さんは知財のプロであるとともに、スピリチュアルにも造詣が深い人。ご自身でも実践されているそうです。
スピリチュアルはオカルト的なイメージがありますが、自分自身の霊性を高めて精神的な成長を目指すもの。いわば人の意識の改革。
瞑想などのトレーニングをこなし霊性を上げることで、世界(宇宙)のさまざまな次元にアクセスできるそうです。
本の中では、久慈さんが実際にアクセスした次元の状態や様子を紹介。
瞑想時に有効な音楽(ヒーリングミュージック、7・83ヘルツ)なども記されています。
興味のある方はぜひ読んでみてください。
まとめ・科学は超常現象の正体へ確実に迫っている
ミクロの世界の主役・量子が超常現象を解明するカギ |
ここまで、学者さんたちが科学的な視点で不可解な現象を検証してあげている成果が分かる「超常現象の研究本」について紹介。
- 超常現象 科学者たちの挑戦(著者・NHKスペシャル取材班)
- 「超常現象」を本気で科学する(著者・石川幹人さん)
- 最新科学とスピリチュアル(著者・久慈直登さん)
上記の3作品について紹介&解説してきました。
3作品は、科学者たちが超常現象をどう解釈して正体の解明に挑んでいるのかよく分かります。
さらに学者さんたちの超常現象に対する研究内容や成果を、分かりやすく報告&解説していてメチャ面白い!だから、
「超常現象を研究している科学者っているの?」
「科学者が心霊や超能力について仮説を立てて、科学的にアプローチしている事例が分かる本ってないの?」
「超常現象の科学的な研究成果を紹介している本を探しています!」
なんて方にはピッタリなんです。
この記事を踏まえてまず1作品を読めば、ナットク&マンゾク。さらに2作品のページを開きたくなってハマりまくりますよ!
この記事では、ほかにも超常現象をテーマにしている面白い漫画&本を紹介しています。ぜひご覧ください。
「レインマン」心霊現象や超能力に迫る科学的研究の成果がわかる名作を徹底解説
「呪いって本当にあるの?」という人に知ってほしい「日本三大怨霊」との「呪術廻戦」
「こっくりさんの解剖」10円玉は本当に動く?霊のしわざ?奇怪な〝降霊術〟のメカニズム3つの秘密
この記事で紹介した3作品をすぐに読みたいという方は、スマホなどにダウンロードすれば即読みできる電子書籍版がオススメ。
「ebookjapan」「BOOK☆WALKER」などのブックストアなら無料で試し読みもできます。
また「Amazon」なら「Kindle unlimited」に入会すれば無料で読める作品もありますよ。
※当ブログではアフィリエイトプログラムを利用して本や商品を紹介しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿