素敵なロケーションでのキャンプは最高です |
読むだけで役立つキャンプ情報がゲットできる
キャンプブームが続いています。大規模スポーツ店などでは、とんでもない面積をキャンプグッズが占領しています。
人気のキャンプ場も予約でいっぱいだったりして、サイトの確保に苦労している人が多いようです。
その火付け役となったのが、人気マンガ「ゆるキャン△」。
ヒロインの一人、志摩リンが愛するソロキャン、各務原なでしこが所属する野クルが楽しむグルキャン。
様々なキャンプスタイルを楽しむシーンが描かれ、読んでいるだけでワクワクしてきます。
2022年7月1日からは劇場版アニメ映画が全国ロードショー。キャンパーや「ゆるキャン△」ファンのテンションは上がっているはず。
「ゆるキャン△」の魅力は、面白くて楽しいだけじゃない。
特に初心者の方には、キャンプを実践する上で役立つ情報がいっぱいあるんです。
中でも重要なのは、キャンパーにとって最初にして最大の難関といえる、火起こしの仕方。
初心者キャンパーからは「うまく火がつかない…」「いい方法を教えてー!」と困り果てた悲鳴があがるほど難易度が高い技。
リンとなでしこも悪戦苦闘しています。
でも作品中にはしっかりと火起こしの方法が描かれて、それが実に分かりやすい。
この記事では作品中に登場した火起こし方法を紹介し、私なりの工夫を加えた方法も解説します。
この記事を読めば、「火が起こせない…」と嘆く初心者の方でも簡単に火起こしができて、キャンプマスターとして尊敬されますよ。
△改めて、作品のあらまし
「まんがタイムきららフォワード」で、2015年7月号から2019年4月号まで掲載。
2019年3月からマンガ配信サイト「COMIC FUZ」で連載中。
第2巻の第11話では、リンとなでしこが山梨県内にある四尾連湖でキャンプしたエピソードが展開されます。
テレビアニメ化され、実写ドラマ化もされています。
単行本は計15巻(2023年12月時点)発行され、累計発行部数は600万部の大ヒット。
山梨に住む女子高生たちが、学生らしい工夫を凝らしたキャンプを楽しむ。
その姿が共感を呼び、キャンプブームの火付け役となりました。
でも、リンやなでしこたちがサイトでスムーズに設営をこなす姿だけじゃない。
失敗して困っているシーンもしっかり描かれています。
彼女たちがどう対処しているのか。
これがキャンプ初心者の方には分かりやすく、大変参考になるように紹介されているんです。
今回取り上げるのは、第2巻に掲載されている、火起こしの仕方です。
1.火起こしは難易度がハンパなく高い
リンが買った携帯用焚き火台「メタル貯金箱」で焼き肉キャンプをするのが目的。テントを設営しテーブルなどを準備して、リンが調理のために火を起こす。ソロキャンで焚き火術はベテランの域に達しているリンだけど、キャンプ料理はお湯を沸かすだけでOKのカップ麺が主体。
このときのリンは、火を起こして料理するのは初めてだったんです。
美味しく肉を焼くために火持ちのいい高級備長炭を用意してきたが、なかなか火がつかない。着火剤を全部使ってもダメ。リンが動揺する姿をみて、なでしこが、近くのサイトにテントを張っていたキャンパーさんに相談。このキャンパーさんが「火がつきやすい成型炭でまず火を起こして、その上に備長炭を乗せるといいよ」とアドバイス。
ようやく炭に着火し、リンとなでしこは、美味しく焼き肉を頂くことができました。
火が起こせない焦りが…
私の知り合いも経験したんですが、デイキャンやバーベキューで、肉を美味しく焼こうと奮発してお値段が高い備長炭を購入。
でも使ったら、なかなか火がつかず焦りまくり…。お食事までえらく時間がかかってしまったーなんて苦心談をよく聞きます。
火がつかないと、ホント不安で「ゴハンが食べられないかも…」なんてパニック寸前まで追い詰められます。
備長炭は火持ちがよく、遠赤外線効果で食べ物が美味しく焼けます。
でも、炭自体の密度が高く、着火剤を使っても火をつけるのがすごく難しいんです。
なので、作品中のキャンパーさんの対処法はまさに適切。
原作のあfろさんも「ホームセンターで売られている成型炭のみでも十分BBQが楽しめます」と説明しています。
このくだりは、初心者の方はしっかり覚えてほしい情報です。
ちなみに、このキャンパーさん、後にリンとなでしこが高校でお世話になる鳥羽先生の妹さんだったーという伏線も張られています。
2.火起こしギアは本当に便利
ここからは私ごとです。
キャンプが大好きで、子供が小さいころにファミキャンにハマってました。
でも、最初に悪戦苦闘したのが、やはり料理の際の火起こし。
キャンプギアを揃えた時に店員さんから勧められたガスバーナーを使い、炭にゼリー状の着火剤を振りかけてゴーっと火を噴いてました。
これでも着火させるのにひと苦労。
火がつくころにはあたりが薄暗くなっていて、大慌てで調理を始めたーなんて展開ばかり。
その後、100均などで売っているオガクズがタイル状になっている着火剤(リンも使っていました)に点火。
その上に炭を置いて着火を待つスタイルになったんですが、これも時間がかかる。
何とかしないとー。
そんな思いから、ネットでキャンプギアの販売サイトを探索しまくり、たどり着いたのが、折り畳み式の火起こし器でした。
左下にある三角柱が火起こし器 |
気持ちに余裕が出てきます
上の写真で、右側で薪が燃えているのが焚き火台、左下にある三角柱のモノが火起こし器。
中は空洞で下に網状の受け皿があり、そこに火をつけた着火剤を置き、その上に成型炭をゴロリと乗せるだけでOK。
三角柱の下から入ってくる空気が火とともに煙突効果で器内を上昇、ほっといても火がゴウゴウと燃え盛ってくれます。
炭が着火したら、火起こし器の取っ手をつかんでグリルの底に炭をゴロゴロと転がして、上に網を置けば準備完了。
あとは食材を焼くだけです。
しかも折り畳めて収納も便利。
おかげで、着火を待ちながら料理の下ごしらえができるようになり、気持ちに余裕が出てきました。
まとめ・火起こしはキャンプマスターへの早道です
特に男性は、家族や彼女の前でアウトドア料理の腕前を見せたいと考えている人が多いと思います。
火を素早く起こせると「やるじゃん」なんていってもらえます。
キャンプマスターとしてもリスペクトされますよ。
その意味でも火起こし器はおススメ。2000円前後で買えるので、ぜひ試してみてください。
最後に、キャンプ場で火を扱うにあたって最も大事なのは、食事が終わった後に着火した炭をそのままにしないこと。
くすぶったままにしていると、風が吹いたりすることで再点火し、テントなどに火が飛んで火事になる可能性があります。
だから、使い終わった炭はしっかり水をかけて、火を消してください。
これもキャンプマスターの心得の一つなんです。
当ブログでは大好きな「ゆるキャン」とキャンプについて、下記の記事でも紹介中です。
よろしければ、のぞいてみてくださいね。
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